皮膚科医によるヘアケアのアドバイス
 

米皮膚学会、髪保護にヒント : 皮膚科医によるヘアケアのアドバイス

 米国皮膚科学会(AAD)は7月9日、ヘアスタイリングによる髪のダメージや抜け毛を防止するアドバイスを紹介した。

 濡れた状態の髪は傷みやすいため、濡れた髪をくしやブラシでとかすのは避け、洗髪後はタオルでよく水分を拭き取るか、自然乾燥させるのがよい。ドライヤーや長時間髪型をキープするスタイリング剤の使用頻度を減らすのも効果的である。また、ストレート用のヘアアイロンは乾いた髪に使用するようにし、髪をカールさせるヘアアイロンは、1カ所に当てる時間を2秒ほどとすること。

 また、三つ編みやコーンロウ、ポニーテール、ヘアエクステなど、髪を引っ張る髪型もダメージの原因となる。髪が引っ張られた状態が続くと、抜け毛が進行する恐れもある。

 専門医は、「髪型が髪のダメージや抜け毛の原因になっている場合もある。髪の手入れについての疑問や不安があれば、皮膚科専門医に相談してほしい」と述べている。

 これらのヒントについての動画を同学会のウェブサイトで閲覧できる。

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2013年7月17日 提供:米国皮膚科学会