水虫予防に専門医が助言 【米国皮膚科学会】
「サンダル使用」「通気性良く足を保つ」


日本では、温泉など、公共浴場での廊下や、マット、サウナのマットなどのリスクは大きいから、頻繁に交換しているマットなら、安心だ。
でも、靴下などは履いて、裸足はやめた方がいいでしょ、お口の中にも真菌は一杯います。お手入れ不足で、口臭のある人は、それだけで
要注意!

 米国皮膚科学会(AAD)は2月11日、足白癬(水虫)予防に専門医のアドバイスを紹介した。2月の「Dermatology A to Z」ビデオシリーズとして、同学会ウェブサイトと動画サイトのYou Tubeチャンネルで公開。

足白癬は別名「アスリートフット」とも呼ばれるが、誰にでも起こり得る。一般的な真菌症で、大抵がプールサイドやロッカールームなどの水気の多い公共の場を裸足で歩くことで感染する。足裏や足指間にかさかさ肌やひび割れ、痒みが生じる。足白癬が疑われる場合は、市販の抗真菌クリームが有効。症状が改善しなければ、皮膚科医を受診するよう専門医は勧めている。

足白癬の予防策は、(1)プールやジム、シャワー、ロッカーエリア、またホテルの部屋などで歩き回る際は、ビーチサンダルなどを履く(2)公共の場で裸足になっていなくても、足を乾いた状態に保つ。真菌は蒸れた靴の中などの温かく湿った場所を好むので、暑い時はサンダル履きなどが有効(3)毎日石鹸で足を洗い、その後しっかり乾かす(4)天然繊維や乾きの早い素材の靴下を履く。靴下は毎日履き替え、濡れたらすぐ取り換える(5)靴を乾いた状態に保つため、できれば靴は毎日履き変える(6)感染者と暮らす場合は、タオルやリネン、靴を共有しない。感染源と疑われる場所では靴を履く──などを助言している。

【関連リンク】
Take these precautions to reduce your chances of catching athlete’s foot

2014年2月20日 提供:米国学会短信