ハンバーガーや軟らかい食事に慣らされた現代人は、とかく「飲み込みに近いハヤメシ」で胃腸を酷使しています。そればかりか、肥満、骨粗しょう症、ボケ、糖尿病、アトピー等、近代における奇病になりやすということが判明しています。
それに対し、玄米などの固めの食事はよく噛むと味が出て少量で食欲が満たされ、肥満の点からも安心です。今回は賢い食事の頂き方です。

凄まじい毒性消去のペルオキシターゼ
同志社大学工学部(生化学)の西岡教授は「唾液がトリプ・P−1という強力な発ガン物質を何と1/13に押え込む」ことを発見。その後西岡教授は唾液酵素のペルオキシターゼが多種の毒、発ガン性を抑えることを追加確認しました。この発ガン毒性消去の実験には、食品添加物AF−2、ニトロソアミン、オコゲの成分トリプ・P−1、カビアフラトキシン、大気汚染のベンツピレン、ワラビ毒フラボン化合物、煙草のヤニ、牛肉や鮭のコゲ、加熱処理したグルタミン酸ナトリウム(化学調味料)等、猛毒の食品成分に唾液がどれだけ対抗できるかが焦点でした。
そして西岡教授はこの実験で見事にペルオキシターゼの優秀さを追加証明しました。

メルシー!! ペルオキシターゼ
私たちは知らない間に食品添加物、発色剤、農薬、発ガン物質を毎日食べています。牛肉や鮭のコゲ等は目に見える発ガン物質です。1997年の厚生省「人工動態統計」によると、死因の第1位はガンで30.2%、1998年の25%より更に伸びています。
かつて日本では魚肉ハム、ソーセージ、豆腐に防腐剤として発ガンで有名なAF−2を1974年までの9年間で何と100トンも使用しました。その100トンのAF−2はその事実を知らない日本人の体内に消えました。不幸な事にガンで亡くなった方には「AF−2によるガンで死亡」という診断は付きません。
当時AF−2使用の魚肉ハム、ソーセージ、豆腐が大好物でまだ存命の方はペルオキシターゼのおかげかも知れません。

ラッキー・ナンバーは30
西岡教授によると、唾液中のペルオキシターゼを十分利用するためには、「一口で少なくとも30回はゆったり噛む」ことが必要です。また唾液が出るのは15秒間に男性6.7cc、女性4.6ccとかなりゆっくりです。となると時間をかけて噛むことに集中しないと十分に消化されません。
つまり、一口毎に箸を置いて噛み砕き「ラッキー・ナンバーの30」に合わせて飲み込むのが賢い習慣ですね。作って頂いた方に感謝の気持ちを捧げながらゆっくりとリラックスする食事が、良い唾液成分を作り本物の咀嚼(そしゃく)になります。

速喰いは男の特技ではなかった!
食事中の新聞、テレビが大好きのナガラ族は「ラッキー・ナンバーの30」を数えられないため、かなり早めに飲み込みます。また「ハヤグイは男の特技」と勘違いしているハーードワーカーが多く、成人病の隠れた原因になっています。これは「同じ食事でも十分噛まないで飲み込むと脳の満腹中枢が刺激されるヒマがないため食べ過ぎとなる」という事実が知られていないためで、ハヤグイが成人病の多さに拍車をかけています。肥満解消にはまずゆっくり噛むことから始めないと、カロリー計算だけでは成功しません。
そして、ハヤグイではせっかくのペルオキシターゼが唾液腺から出る暇もないので「食事のカラ呑み」となり、ペルオキシターゼ・パワーの恩恵を受けられません。となるとハヤグイ族は唾液の解毒作用を期待できないばかりか、「肥満、骨粗しょう症、ボケ、糖尿病、アトピーの後にガン」となり短命を免れるのは難しいようです。
もし御主人のハヤグイが止められないなら、生命保険の倍増をお奨めするしかありません。(笑い)。(提供 植田歯科)

命とは、人が天の下で叩くこと、つまり振動させること。
万物すべて波動から成り、体の7割が水であるように
地球の7割も水である。
人体には3つのポンプがある。
第1ポンプは心臓、第2ポンプは下半身を振動させるおうかく膜(腹呼吸)。
第3ポンプは首上の血液の★をうながすそしゃくなり。
アイヌ語で神をカムイと言い、「かむ」はこのカムイが由来しているとの説を
信じてみたい。(小林みちこ先生コメント)