レストランでの揚げ物はダメ?

トランス脂肪酸を禁止 米カリフォルニア州

【ニューヨーク25日共同】米カリフォルニア州は25日、州内のレストランでの揚げ物用の調理油などに含まれる「トランス脂肪酸」(TFA)の使用禁止を決めた。ニューヨーク市などが同様の規制を導入しているが州レベルでは初めて。

同日、シュワルツェネッガー州知事が州法案に署名した。米メディアによると10以上の州が規制を検討しているという。

新規制は2010年にスタートし、レストランや総菜店などで、マーガリンなどTFAを含む油脂類の使用ができなくなる。11年にはケーキや焼き菓子などでの使用も禁止される。

違反した場合、25?1000ドル(約2700?10万8000円)の罰金を科す。

TFAは多量に摂取した場合、血中の悪玉コレステロールを増やし肥満や動脈硬化などの危険性を高めるとされる。

2008.7.28 記事提供 共同通信社