栄養成分の表示義務検討 
JAS法など一元化で




早く、国際基準に合わせてほしい。今では、野放しで、業者寄りの制度です。

 消費者庁は22日までに、菓子類やインスタント、冷凍食品などの加工食品について現在は任意になっている栄養成分の表示を義務化するなど、食品表示の在り方について、見直す検討に入った。

 日本農林規格(JAS)法、食品衛生法、健康増進法の三つに分かれている現行法を一元化する方向ですでに作業が進められている。同庁は新法案を来年の国会に提出する方針。

 消費者庁が設置した消費者団体や有識者らによる「食品表示一元化検討会」で現在議論されており、外食産業でのアレルギー表示義務化も議題に上がっている。ただ、「一律の義務化は難しい。ガイドラインを作り推奨すべきだ」と慎重な意見もあり、近く一般からの意見も募集した上で、検討会は6月をめどに最終報告をまとめる予定


2011年2月22日 提供:共同通信社