1.正しい歯みがきの方法とは? |
2.毎食後みがけない場合は?
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3.歯ブラシを選ぶときのポイントは?
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硬いハブラシやふつうの硬さが良いでしょうか? Dr.Tのコメント 硬い毛先だと歯ごたえはあるのですが、ハブラシに圧を加える力を大きく強くするため、手くびが固まってしまいます。 ↓ホワイトファミリーがお薦めするのはこちら ↓
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4.効果的なフロシングとは? 糸巻フロスでは、奥歯は効果的にケアできない? 2013年6月28日
A) 10代、20代、幼児におけるカリエスリスク発生の 最も多い場所はどこでしょうか? それは接触点を含めるエリアのコンタクト隣接面です。 ①6歳臼歯の近心コンタクトから始まり、 ②小臼歯、 カリエスリスクの高い人では、 ③犬歯から側切歯のコンタクトエリアも含まれます。 ④12歳臼歯の近心コンタクト、 ⑤18歳以降の8番の萌出位置により、7番の遠心隣接面もあります。 糸巻フロスや、タフト歯ブラシで上記の場所のどのくらいの除去ケアができると考えますか? 接触点のエナメル表面、いわゆる隣接面をしっかりと食後の早いタイミングで 酸蝕を考えても唾液の再石灰化能力の少ないCa不足の日本人の場合、酢漬けのピクルス状態になるまで、放置してから、歯ブラシケアを行うのは、もっと酸蝕崩壊を進めることになりますから、食後できるだけ早い時期、数分以内の優しい適切な圧力の刷掃ケアが大事なのです。 食後のケアには、噛み噛みクリーニングで綺麗になって、脱灰が進行しつつある面を歯ブラシケアするのではなく、食後でもバイオフィルムが残り酸蝕が進行していない隣接面をメインに、フロスによる食後3分以内のバイオフィルム不活性化を含めた、CHXデリバリのフロスケアが、効果的な持続的プラークバイオフィルム増殖抑制を口腔内全体に得られます。プラークスコアはほぼ24時間20%を確実に下回ります。 B) 30代、40代からのカリエスリスク発生と歯周病菌の増加で 骨吸収の最も多い場所はどこでしょうか? ①3番遠心からの小臼歯の隣接根面、 ②6歳臼歯と12歳臼歯の隣接根面のCOL形成 ③12歳臼歯と親不知の隣接根面 食後すぐのタイミングでフロスケアを行っていると、隣接面のプラークバイオフィルムは4時間経過しても、初期の薄い状態以上に増殖しません。 一時的に3DS法などのCHXマウスピースを使った殺菌、除菌を行っても72時間も経過すると、隣接面に分厚いバイオフィルムが再生してきます。 タフト歯ブラシでは上記の部分の除去ケアは行えません。 後は、ソフトのビッグヘッド歯ブラシで軽く仕上げれば終わりです。 |
5.電動歯ブラシの怖さとは?
2013年6月28日
A) 電動歯ブラシなど効率の良い、 歯ブラシのポジション移動に関しての間違い いまだに食後のケアというと、 歯ブラシだと想わせる指導が多いのは間違いです。 とくに、ポケットタイプの電動歯ブラシの普及で、昼休みに、お手軽に歯磨きすると、弊害が大きいのです。 サラダのドレッシングや、ワイン、スポーツドリンク、ヨーロッパー以外のミネラルウオーターなど pHが酸性であるもの、酢を使って、トロミのあるレシピを食べた場合、それらの食品が接触する 咬合面、頬外側面、舌内側面の歯面は食事中から脱灰が始まっています。 電動歯ブラシはそれらの脱灰の始まった歯面を、もっとも良く刷掃します!!! 食後のタイミングでそれら、歯ブラシが刷掃する面には、噛む噛むクリーニングで、 食片から唾液、などがぶつかり、擦り、 脱灰の始まった歯面にはプラークは存在しません。 そこを電動歯ブラシで擦るのですか? しかも歯ブラシポジションの移動は横から、横です。奥歯を磨いて前歯の方に、同じ歯列を移動させてくるのです。 しかもしっかり刷掃しようと、ハンド歯ブラシを同じに奥から、前に、前歯も横にうごかします。 これは、横磨きをゴシゴシしているのと同じ!!!。 脱灰した歯面はどんどんすり減るのです。 電動歯ブラシのポジション移動は上下だけにしましょう。下顎の奥歯磨いて、1ポジションのケアが終わったら、次は、 上顎の奥歯という、ように、上下の移動を繰り返しながら、上下に動かして、前歯まで移動します。 これが電動歯ブラシのバーチカルトランス(縦移動、縦磨き)です。 追申 お気づきですか?食後の電動歯ブラシは危険であるばかりです。 食後のケアポイントは、実は、ばい菌の居無い、脱灰した歯面ではなく、 噛む噛むクリーニングでも食片に擦られることの無い、隣接面ケアです。 食後の早いタイミングで、フロスによる、立体的な隣接面ケアを行うと、 数時間後でも、口腔内のバイオフィルム増加がなく、毎食後続けることで、 確実な24時間のプラークコントロールが行えます。 食後の2分でいいのです。 追申2 一般に使われる、歯磨きクリームの怖さ ①研磨成分を含むので、毎日数回、使っていると、歯が白いだけではなく、10年後には歯が削れてしまい、薄くなる。 クリアクリーンとか、粒成分、無水ケイ酸とか、炭酸カルシウム、Ca結晶、ハイドロキシアパタイトなど 研磨成分は年々ナノレベルまで、細かくなってきているが、永年に使うのはやめた方が良く、 着色などは、クリニックで、DHに綺麗にしてもらうべきです。 毎日同じ場所を同じ擦り方を繰り返すので、酸蝕を進行させるリスクが高くなります。 ②発泡成分、いわゆる、界面活性剤です。ラウリル酸ナトリウムなど、結晶の脱灰が進んだ隙間に入り込み、結晶を浮かします。 洗剤の汚れを繊維の芯から浮かして捕るのと、同じ効果で、酸蝕がどんどん進みやすく、電動歯ブラシで擦ると、あっという間に減ります。
一般的な歯磨きクリームは危険が多いのです。 |