BEAUTY PREMIUM METHOD |
2012年7月 |
1.ビューティ格言
2.シミ・くすみ
3.シワ、たるみ、乾燥
4.化粧崩れ・皮脂崩れ
5.夏バテ
6.ボディの崩れ
7.ヘアのエイジング
これまでとは明らかに違う今。 この先もずっとエイジレスのまま輝き続けるためには何が必要か。 格言1 50代で、女には"キレイの大逆転"が起きる。 "美人かどうか?"とは別のキレイが始まるのだ 年を重ねるにつれ、キレイの基準も変わってくる。 もっと若い頃は、顔立ちが端正かどうかがいちばんの基準だったけれど、エイジングが形になるにつれ、また別の要素が新しいキ レイの基準となってくる。 それは、全身から湧きあがる生命感や、肌から溢れる清潔感。昔、美人だった人よりも、今イキイキとした清らかな印象を放つ人の方が美しい。 キレイの大逆転が起きるのだ。だからキレイを途中で諦めないで。 格言2 肌や心が落ち込んだら、 そのたびに新しいことを始めるべきだ 気持ちがふさぎ込んだり、急に肌荒れしたり、何だか自分も老けたなと感じることがあったら、ぜひともそのたびに 、意識して"新しいこと"を始めてほしい。新しい趣味を始めるようなことから、新しいお手入れを始めるようなことまで、どんなレベルのことでもいい。新しい自分を始めるように"何か"を始めてほしいのだ。そうすれば、人は絶対年をとらない。年を重ねることは、何かを失うことではない。むしろどんどん増やすこと。それを形にするために、 新しいエネルギーを生み出すのだ。だから落ち込むたびに、何かを始めたい。 格言3 人生最大の壁を乗り越えた時、 もう一度キレイが押し寄せる 女が生涯でいちばん不安定なのは、たぶん50歳。女が生涯でいちばん不幸感を感じるのは、49歳だというデータもあるほど。 言うまでもなく、50歳前後は更年期。あれが更年期障害だったのだと、過ぎ去ってみて初めてわかるほど 、予想できなかったことがいろいろ起きる。でもそれだけに、あとで考えるとそれらは長年生きてきた歪みが一気に噴き出した結果なのだと理解できるのだ。 そういう意味での毒を一度出してしまうと、まさしく毒が抜けたように、 再びキレイが甦る。でもその前に諦めてしまうと、キレイが戻らない年齢でもあるのも確か。 だから意志をもって乗り越えること。その先にいる新しい自分をめがけて・・・・・・。 格言4 50代は化粧品がいちばん効く年齢だ 50代はどんな年齢?というなら、手間はかかるけれど、でも逆に手間をかければ、まだまだ充分にキレイを引き出せる年齢。 そういう意味では、いちばん化粧品が効く年齢なのである。 何もしないでいる時と、きちんと化粧品を使っ た時のギヤップがいちばん大きくなる年齢と言ってもいい。だからとことん効かせてほしい。 格言5 年を重ねた分だけ、自分自身に対してていねいになる。 年齢分だけ時間をかける 日々のスキンケアやメイクの仕方は、揺るがぬ習慣になっていて、もう変えようがないのかもしれない。20代30代の頃とまったく同じことを、日々繰り返しているという人も多いのだろう。 でもアンチエイジングの基本は、ひたすら 手間をかけること。 たとえば"化粧水を塗るお手入れ"ひとつにも、年を重ねた分だけ時間を多くかけること。メイク 落としも、すすぎもマッサージも、2倍3倍の時間をかけて。単純にひとつひとつの動作をゆっくり行うだけでもいい 。ともかく、40を過ぎたら、1歳年を重ねるたびにお手入れを1分間長くする。 それがアンチエイジングなのだと覚えていて。 BEAUTY PREMIUM METHODより |
本当の意味での"白肌"は、 色だけでは生まれない 私たちの世代が10〜20代の頃。夏になると"こんがり小麦色肌"がトレンドでした。それが今は白肌至上主義へと変化し、色ムラのない白く澄んだ肌こそが美肌といわれる時代。『若い頃浴びた紫外線のせいでシミもあるし、第一肌の色なんて生まれ持ったもの。もともと色白でない限り白肌になんてなれない』と多くのアラフィフ世代は思っているのでは? でもエフシージー総合研究所の暮らしの科学部長・菅沼薫さんは「肌の色って、実は3つの要素が絡み合って決まるんです。生まれ持った肌色より白くすることはできませんが、お手入れ次第で色ムラや明るさ、透明感はコントロールできます。だからアラフィフ世代も"白く澄んだ肌"を諦めることはないんです」とおっしゃいます。 確かに色ムラがなくなり、肌が今よりも明るくなって透明感が出たなら、たとえ色白でなくても、肌全体が白く輝いて見えるはず。もしかしたら私たちは、肌の"白さ"を追い求めるあまり、白さを構築するのに大切な"明るさ"や"透明感"の存在を忘れていたのかもしれません 。 明るさと透明感。 このふたつを作るには? 「肌の色を決めるのは、血流の善し悪しが重要なポイントとなる"血管"と、含まれる水分量が肌色や質感を大きく左右する"角質細胞"、そしてその量によってシミを作ったり、肌色を黒っぽくくすませたりする"メラニン"の3つです」と話す菅沼さん。肌色決定にこんな3つが関わっていたなんて、ちょっと意外だったのではありませんか? でも血行が良ければ肌はピンク味を帯び、生き生きと明るく見えます。それに十分に潤っている肌は、キメが整うことで光をきれいに反射して透明感を生み出すことに。そしてメラニンの量が肌色を左右するのは、すでに経験済みのはず。「ところがこの世代は肌機能が衰えてきているせいで、血行も保湿力も低下しがち。メラニンの排出もスムーズにいかなくなっています。 そんな肌に美白コスメを使っても効果は望めません。ですから美白ケアを行うと同時に、美白コスメが効きやすい肌作りが必要。基本は、紫外線から肌を徹底的に守ること。UVカット剤の使用はもちろん、ベースメイクアイテムにもUVカット効果のあるものを使いましょう。そして肌活性のためのマッサージやパック、ピーリングをお手入れに組み込んでほしいですね」 美白ケアに紫外線対策、血行促進&代謝アップ。これは美肌づくりの基本ともいえるもの。基本に立ち返ること。それが私たちアラフィフ世代の白肌獲得に必要なことと言えそうです 。 アッパー40からは、白さよりも透明感と明るさにこだわる POINT 1 紫外線は、シミ・くすみはもちろん肌の乾燥を招く大きな要因。夏だけでなく、年間を通してのUVカット剤使用を習慣づけましょう 。 POINT 2 メラニンが滞るのも、血行が悪いのも、本をただせば肌機能の低下が原因。それをカバーしてくれるのが、マッサージやパック。 POINT 3 美白コスメは、今あるシミに働きかけるだけでなく、シミのできにくい肌へと導く効果も。デイリーのスキンケアに美白アイテムをひとつ組み込んで、通年使用するのをおすすめします。長く使い続けること。それが美白成功の秘訣です。 BEAUTY PREMIUM METHODより |
年齢へのこだわりを捨てれば、肌も気持ちもグンとラクに! 「私、40歳の誕生日はすごくショックだったんです。でも50歳の誕生日を迎えたときは、なんだか嬉しかった。もう無理しなくていいんだって、ある意味開き直ることができたんです」とご自身のアラフィフ体験を話してくれる菅沼さん。 確かに40代は不安定な年代。20〜30代は多少ムリをしても、一晩寝れば回復していたのに、40代になるとムリしたツケが数日残り、否が応でも"年齢"を思い知らされることに。「肌も乾燥がひどくなったり、よりシワが目立ったり・・・・・・。するとますます気持ちが落ち込んで、それがまた肌に影響して、という堂々巡り。だから私、50代より40代のほうが老け顔だったと思いますよ」 "年の功"を味方につける 新アンチエイジング法 40代より今の方が肌調子がいいという菅沼さん。その秘策は?「どんなことも"まぁ、いっか"とおおらかな気持ちで受け止めるようにしたんです。そうしたらすごくラクになって、いろんなことが楽しめるようになった。肌も不思議と元気に生き生きしてきたんです」。 "肌は心の鏡"と言いますが、気持ちが塞いでいる時、肌状態が悪くなるという経験、あるのでは?ならばその反対も。ビューティ・ディレクターの東浦真弓さんも「幸せ感って顔に出ますよね。若い頃は不幸なことがあると、初めて経験することが多いからダメージも大きくて、顔色が悪くなったり眉間にシワにできたりと、トラブルが全部顔に出てしまう。 でも年齢を重ねる良さというのは、多少のことがあっても、それに動じない気持ちが養われること。実年齢より肌年齢の若い人は、そういうイイ年齢の重ね方をしているんだと思います」 更年期の肌は意外にも 更年期真っ只中のアラフィフ世代。女性ホルモンが減少するため、どうしても肌の乾燥は進み、ハリもなくなってきます。「更年期って肌にとってマイナス面ばかりだと思ってるでしょうが、ホルモン変動が少ない分、低空ですが肌状態は若い頃より安定しているといえます。 保湿重点ケアで、エネルギー溢れる潤い肌を手に入れる POINT 1 クレンジングや洗顔料は"落ち"ばかりを優先して選んでいると、落とさなくていいものまで落としてしまい、結果、肌を乾燥させることに。 POINT 2 どんなにいい成分を配合していても、きちんと浸透しなければ効果は得られません。 POINT 3 シワやたるみを招くのは、肌機能の低下。でも黙ってそれを受け入れていてはダメ。足らなくなったものは補えばいのです。 BEAUTY PREMIUM METHODより |
トラブルを招くのは、 過剰な皮脂ではなく、その処理法 「皮脂量は加齢とともに減少していきます。40歳を過ぎても皮脂過剰気味ならそれは、もともとオイリー肌か、血行がよくてターンオーバーが乱れていない人。ほとんどの人は皮脂分泌機能が低下し、更年期を迎えるとさらに減る傾向にありますね。だからアラフィフ世代で皮脂が気になるという人がいるなら、それは喜ぶべきことかも。それだけ肌が若い証拠ですから」と話す菅沼さん。 でも量は減っていくとはいえ、夏のこの時期の皮脂は、テカリや化粧崩れなどを引き起こす厄介者。悩んでいる人はいるはずです。それに対し菅沼さんは「とかく悪者にされがちな皮脂ですが、皮脂には肌の潤いを保ち、外的刺激から守る役割があります。 確かにトラブルの要因ではありますが、それは皮脂が悪いわけではないんです」と、皮脂悪者論に待ったをかけます。「問題は、皮脂の処理の仕方。間違った処理をするからトラブルになってしまうんです」 余分は素早くオフ、が鉄則。 アイテム選びにも崩れない工夫 "問題は処理の仕方"とはどういう意味なのでしょう。「何も難しいことはありません。できるだけマメに脂取り紙かティッシュで余分な皮脂を取り除いてあげればいいんです」と、しごく単純明快なお答え。ここでポイントとなるのが"マメに"ということ。出た皮脂をそのままにしておくと肌の上で酸化し、くすみやニキピの原因になってもっと厄介なことになるのだそう。 だから"マメに"取り去る必要があるのです。さらに菅沼さんはこんなことも。「皮脂量が多いと、分泌をストップさせて量を減らそうとする人がいますが、この世代にこの方法はNG。皮脂をムリヤリ閉じ込めることになるので、角栓ができて毛穴を詰まらせ、肌のザラつきやニキビを誘発することになります。皮脂分泌はスムーズにしておくべきです」。 そして具体的な化粧崩れ対策としてこんなアドバイス。「ベースメイクやメイクアップアイテムを皮脂や汗に強いタイプにするのもひとつの方法です」。特にベースメイクアイテムは、化粧崩れを防ぐだけでなく、潤いを保ちながら肌の乾燥を防ぐ効果をもっているものがほとんど。『皮脂は気になるけど乾燥はもっと』という私たち世代にはありがたい存在と言えそう。 取り去りケアと崩れないアイテム。この2本柱で、今年の夏は涼しげなキレイ肌をキープしてください。 徹底した崩さない戦略が、いつ何時もキレイ肌キープの秘訣 POINT 1 メイク直しを繰り返すと、ファンデが厚ぼったくなったり、乾燥で小ジワが目立ったりします。 POINT 2 皮脂や汗で肌がベタつくこの時期は、クリーム不要と考えがち。でもクーラーのきいた部屋に数分いれば、その間違いに気づくはずです。 POINT 3 年齢を重ねた肌は、ターンオーバーが乱れがち、夏の過剰な皮脂に対処できず、皮脂詰まりを起こす可能性も。 BEAUTY PREMIUM METHODより |
夏バテするのは、現代の"快適な生活"が原因!? ここ数年、地球温暖化のせいか、夏が異常に暑くなってきています。場所によって体温近い気温になるほど。こんな暑さの中では『疲れが抜けない』『カラダがだるい』という、いわゆる"夏バテ"を起こしてもおかしくないのかもしれません。「エアコンで1年中快適な気温の中で過ごすようになりましたからね。カラダの機能が暑さに対処できないんだと思います」と、言うのは菅沼さん。 また夏はたくさん汗をかくという想定と、昨今多くなってきている熱中症の予防もあって誰もが多くの水分を摂ることを心がけています。でも実はそれが落とし穴!「1日のほとんどをクーラーの中で過ごす生活ではさほど汗をかきません。 そうすると過剰な水分が内臓に溜まって負担をかけ、それがさらにだるさや食欲不振に拍車をかけという悪循環になるんです」もしかしたら夏バテをより深刻化させているのは、私たち自身なのかもしれません。 カラダを作る栄養素を摂ること。 それが、バテ知らずへの第一歩 「昔は季節ごとの"旬モノ"を積極的に食べていましたよね。たとえば夏野菜は、強い紫外線から自分自身を守るための"抗酸化成分"を持っています。それを食べることで人はそうした自然の恵みをいただいて、暑さからカラダを守って夏バテを防いでいたんです」と先人の知恵を話してくれる菅沼さん。酸化は細胞をサビさせ、老化を促進するもの。 夏野菜を食べて酸化を防ぐことで細胞を若々しく保ち、元気なカラダを作って夏を乗り切ろうという作戦。旬の食材を食べることでそんな素晴らしい効果があるなら、こんな嬉しいことはありません。でも今は、海外の輸入食品やビニール栽培でつくられた食材が1年中出回り、どれが旬の食材なのかわからなくなっているのが現状。さらに野菜に含まれるビタミン類やミネラルなどのカラダの調子を整えるのに欠かせない成分も、昔に比べると減ってきているのだとか。 これでは食材ばかりに頼ることはできません。「カラダに必要な栄養素をバランスよく配合したサプリメントや、抗酸化効果のある成分を含んだ食品を摂るのも方法のひとつだと思いますよ」と、助け舟を出してくれる菅沼さん。そう、足らないものは補えばいい!きっとこうした栄養補給を毎日続けていけば、徐々に基礎体力もアップして、夏バテもしなくなるはず……。バテないカラダ作りは可能なんです。 インナーアプローチで、バテないカラダを作る POINT 1 『食事だけで1日に必要な栄養素をすべて摂るのは、ちょっと大変だし難しい』という人は、サプリメントを活用しましょう。 POINT 2 冷えすぎる冷房や強い日差しは、体調を狂わせ体力を奪うもの。外出時には、何か羽織るものを携帯しましょう。 POINT 3 暑いからとクーラーの効いた部屋に閉じこもっていてはダメ。朝夕の少し涼しい時間を利用して、軽い運動や散歩をしましょう。 マチュア世代が美肌のために摂りたい成分 ビタミンA ビタミンC ビタミンE ポリフェノール ミネラル BEAUTY PREMIUM METHODより |
「美ボディ」と「崩れボディ」。アラフィフから差がくっきり! 「アラフィフって"踏み絵"の時期。『諦めますか?』『美ボディ・メイキングを続けますか?』と問われ、どちらかを選ばされる。そこで諦めなかった人は、だから続けないといけなくなります。諦めた人は、転げ落ちるように変化していきます。 結果、キレイな人とそうでない人の差がくっきり現れてしまうのが、この年代なんです」そう話すのは、多くの著名人のパーソナル・トレーナーとして活躍するボディデザイナーの加藤康子さん。顧客には、美しい70代女性もたくさんいるそうです。「女性は、自分が諦めなければ、今やずっと美しいボディを保てる時代になったんです」 「キレイな人」と「そうでない人」2つを 隔てる意識の差とは? 「『美を諦めない」『人と比べない』「自分の美ボディをイメージできる』。マチュア世代になっても、美しいボディラインを保っている女性たちに共通しているのは、この3つ。『年だからしょうがない』って言葉は、実はズルい言い訳です。本心は年だからじゃなくて、諦めちゃっただけなのに、『諦めました』と言う女性って、実は周りにいないでしょ?」と、厳しいお言葉。 諦めずに、がんばりすぎないこれが、永遠に美をを創る 40代前後から、代謝が落ち、運動をしていない女性は、どうしてもボディラインは崩れ始めます。そこで、ダイエットに走る女性が増えますが、そんなアクションに、加藤先生は"待った!"をかけます。「"太っているなら、やせればキレイ"は30代後半まで。 正しい姿勢で胸を開くこれで人生もボディも変わる!! 「私のスタジオに通って来られる方々はみなさん明るいんですが、それは、私のトレーニングには、胸を開くエクササイズが多いからじゃないか、って最近思うんです。例えば、ため息をつく時って、肩を落として猫背になるでしょ?胸を張った正しい姿勢を保ったまま、実はため息ってつけないんですよ。要するに、落ち込みにくくなるってことです」。 マチュア世代からの美ボディ作りの新常識 POINT 1 家の鏡に映る自分の姿勢が美しいと思えるようになったなら、外出した時も、鏡やガラスに映る自分をよく見る習慣をつけて。 POINT 2 正しい姿勢を意識しながら、<Exercisel>の胸を開くことを毎日習慣にしてください。 POINT 3 夕食は家族団欒の場ですが、美のためには、20時前の夕食が理想。なるべく日常的に早めの夕食を心がけ、眠る3時間前の飲食は避けましょう。これだけで、太る"隙"をなくし、肌も体調も体重も、理想に向かいます。 FlRST STEP 正しい姿勢作り 背中が丸まっていませんか?
こちらも誰でもできる加藤先生直伝の美メソッド。セレブリティも実践中とか。 BEAUTY PREMIUM METHODより |
"髪はオンナの命"を改めて 実感するのは、45歳!? お肌に曲がり角があるように、髪にも曲がり角があること、ご存知ですか?「肌の曲がり角は25歳と言われていて、1回なんですが、髪の曲がり角は、35歳と45歳の2回あるんですよ」と菅沼さん。35歳は、パーマやカラーリングなどによるダメージの悩み、そして45歳では、細毛やボリュームのなさといった悩みが増えるのだとか。 ダメージならケア次第で健康な髪への回復が可能かもしれませんが、細毛やボリュームのなさは、髪そのものの問題。解決が難しそうです。「それに45歳といえばそろそろ更年期。女性ホルモンが減り始めるので、髪の悩みもより深刻化してきます。中には男性のように薄毛に悩む人も出てきますから」と、なんともやるせないお言葉。そんな悩みの多い世代にもかかわらず、髪のエイジングケア情報は不足しているよう。そのため、若い頃からのケアのままという人も。 ケアの要は"スカルプ"。と同時に便利アイテムも賢く活用 「若い頃は、サラサラとかしっとりといった、髪の仕上がり感でへアケアを選べばよかったでしょうが、アラフィフ世代はそれじゃダメ。髪よりスカルプ(頭皮)です。美しい髪を作り育むのはスカルプなのですから。スカルプをケアすることを念頭にアイテム選びをしてください」と菅沼さん。 そしてシャンプーの際は、髪を洗うというよりスカルプをマッサージすることをメインに。さらに育毛剤の使用を習慣づければ、手応えも違ってくるといいます。さらに菅沼さんは"部分ウィッグ"を提案。 「時々、肌がきれいでかわいい顔をしているのに、髪が寂しくなっている人を見かけると、残念!って思うんですよね。 部分ウイッグを使えばもっと素敵になれるのに、って」部分ウィッグ=カツラという認識があるせいか、使用に抵抗感のある人も多いよう。「部分ウィッグは髪のボリュームアップだけでなく、根元の白髪カバーとしても使えます。 ヘアアクセサリー感覚でもっと活用してほしいですね」と東浦さん。食わず嫌いならぬ使わず嫌いは止め、キレイのチャンスを広げましょう。 スカルプメインのヘアケアで、 POINT 1 アラフィフのへアケアのターゲットは、頭皮。シャンプー時はもちろんのこと、育毛剤なとでのスカルプマッサージを習慣づけましょう。 POINT 2 髪のダメージは、エイジングに拍車をかける要素です。 BEAUTY PREMIUM METHODより |