1.音や環境によって人の体内治癒能力を高め、同じ治療を行っても結果が悪くなる場合がありますが患者自身の活力も高めて治療効果が良い方へ向くようにしています。
2.会話、カウンセリングや治療椅子の形状などコミュニケーションを密にとることで相互の信頼を高め、医療過誤が起きないようにしています。
3.診療室で使われる水はすべて特殊フィルターを通した無菌、殺菌効果のある酸性水です。この水は安全かつ自然環境を汚さない水として診療所内器具の洗浄から傷口の消毒にも用いられています。
4.自覚症状が出ていて痛み、腫れ、膿みがあるような病的状態や、症状が軽いまたは無症状であってもその部位を短時間に消毒したり、除去したり、クリーニングしたりすることはその時の病的状態を体内に固定したり、身体的損失を拡大することがほとんどです。それらは「アタッチメントロス」、「アキューロス」と言います。
5.第一に症状を軽くすることで原因をある程度除去し、体力による自然治癒の力を引き出し、急性化状態が沈静してから本格的な除去や消毒を行います。そしてすぐに最終的修復物で修理してしまわずに2週間〜4週間は消毒状態を維持して予後の安定を確認してから最終修復を行います。6.歯周病やオーラルケアに関する治療においては癒しの期間はさらに長く、1ヶ月〜3ヶ月6ヶ月〜12ヶ月の時間的経過を観ながら治療を進めていきます。
7.治療という行いは術者と患者様の協力、共同関係が大切です。お互いの理解があって始めて癒しの効果が出てきますし、持続して安定した結果予後が得られます。また得られたバランスは患者様の知識と実行力、精神力により支えられています。6ヶ月毎のサポートケア(リコール)によってそれらを強化することも私たちの責務となります。
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