経済的理由で治療中断4割、歯科で5割…兵庫

参考:2016年05月17日 13時31分 読売オンライン

2015年に患者の経済的な理由から治療を半年以内で中断したケースが、兵庫県内の医科の4割、歯科の5割であることが、県保険医協会の調査でわかりました。 5年前の前回調査よりそれぞれ1割近く増えており、同協会は「所得の経済格差が広がるなどし、受診抑制が進んでいる」と指摘します。 昨年12月、県内5316の医療機関に調査用紙を送り、382の医科と160の歯科から回答を得ました。 同協会によると、「半年間で経済的な理由で治療を中断したケースがあった」と答えた医科は、5年前の調査より10ポイント高い44%。歯科では、8ポイント増の56%でした。患者の病名別では、高血圧症(85件)や糖尿病(80件)、歯周病(59件)などの慢性的な疾患が目立つ傾向があり、同協会は「患者自らが大丈夫と判断した可能性がある。病気が悪化し、より大きな経済的な負担が出るリスクがある」と懸念しています。 また、「半年間で患者から未収金があった」とする医科が43%、歯科で41%ありました。 患者が治療を中断する理由について、同協会は「経済的要因に加え、治療が面倒や時間がないなど様々な理由が複合的に関係しているのでは」としています。
Dr.堤より 目先の支払いを抑制できても、病気は重症化すれば、さらなる出費があって、自分の中年以降の健康にも影響する。こういう予防教育も必要なんです。