がん細胞 悪性化、体内特定酵素が影響

参考:2014年12月18日(木) 配信 毎日新聞社

がん細胞が悪性化する原因については、DNAの過剰な複製(再複製)が代表的な異常の一つとして挙げられていますが、そのメカニズムは解明されていないままでした。 今回、群馬大などの研究チームが、体内に含まれる特定の酵素グループが、がん細胞の悪性化に大きく影響していることを突き止めました。米学術誌「モルキュラー・アンド・セルラー・バイオロジー」(電子版)にて発表されています。 これで、がん細胞が悪性化する仕組みの一部が解明され、今後医療現場での実用化が期待されます。 ここで上げられている酵素グループは、「Yファミリー・ポリメラーゼ」というもの。 群馬大の山下教授(腫瘍学)によると、Yファミリー・ポリメラーゼは、正常細胞のDNA複製には大きく影響を与えないながらも、がん細胞DNAの再複製の促進に重要な役割を果たすことが、今回の研究で明らかになったとのことです。 今後は、このYファミリー・ポリメラーゼの阻害薬を開発することで、がん細胞の治療薬への抵抗性を抑制するなどの、医療現場での実用化が期待されます。 山下教授は「これまでにないタイプのがん治療の開発につながれば」と語ります。
Dr.堤より これらの酵素は通常の機能はどういう作用なんだろう? 単に阻害薬を使ってもその機能結果も阻害される副作用は?