大腸がん抑える食品成分 パパイアの種、岡山大

参考:2014年12月19日(金) 配信 共同通信社

パパイアの種などに含まれる成分に、大腸がんの増殖を抑えるタンパク質の働きを高める機能があることを、岡山大と鹿児島大のチームが突き止めました。英オンライン科学誌に18日掲載。 治療や予防に有効な薬剤の開発に役立つとしています。 岡山大の中村教授によると、大腸がんは大腸の細胞にタンパク質が過剰に蓄積することで、細胞を増殖させる遺伝子の働きが活発化し、がんの増殖が進むとのこと。 同チームは、大腸がんの増殖を抑制する中心的な役割を担うタンパク質に注目。 パパイアの種やキャベツ、クレソンの一部に含まれる食品成分「ベンジルイソチソシアネート(BITC)」を人の大腸がん細胞に加えると、がん抑制タンパク質が、がんを増やす過剰蓄積したタンパク質に結合することでがん増殖遺伝子の働きを邪魔し、その結果、がんの増殖も抑えられました。 このBITCはすりつぶすことで効果が出ますが、大量に摂取すると体に悪影響が出るといいます。 中村教授は「自然界の成分から安全性の高い抗がん剤を開発できる可能性がある。作用は弱いかもしれないが、安心して使用できる薬になることが期待できる」と話します。
Dr.堤より 種にはスーパーフードとしての効果成分が多く含まれることは解かっているが、大量に摂取すると体に悪影響が出るというマイナス効果もあるので、扱い用量が個人差もあり難しいね。