マナテック:4月に出たマンノースに関する情報

参考:雑誌; The Economist

Viral infections General knowledge Progress towards a broad antiviral treatment Apr 30th 2016 | From the print edition ワクチンというのは「医学の武器庫」でいうと、素晴らしい銃弾、砲弾にあたる。ただし1つのターゲットだけを打つ銃弾でもある。それぞれのウイルスの感染を避けるにはそれだけ違うワクチンが必要となる。すでに病気の人にはワクチンは聞かない。 抗ウイルス剤はその病気の期間を短くするか、合併症を避けることはできるかもしれない。が、問題は、ウイルスは早く 進化してしまうので動く標的を狙っているのと同じこと。科学者はいろいろと対策を考えているが、なかなかうまくっていない。そんな中、あるグループがウイルス感染から身体の細胞を守る方法を見つけたかもしれないのである。 James Hedrick ( IBM Almaden Research Center in California)、 Naoki Yamamoto (the National University of Singapore) 、そして Yi Yan Yang (the Institute of Bioengineering and Nanotechnology in Singapore)、この研究者たちにより、過去解決できていなかった方法を元に新しいリサーチが始まっている。 ウイルスは表面の似かよった電荷にくっついて細胞につながり感染させようとする。そこで、ウイルスと細胞の電荷に干渉できるのであれば、ウイルスの感染を難しくできるはず。 たくさんの実験を経て、この論理は理にかなっている・妥当なものとわかっている。 ただ残念なことに、その電荷に干渉できるものというのが守らなければ細胞にとっては毒である材料が多かった。Dr. H と協力者たちはポリエチレンイミンという物質で何かできないかと考えた。このポリマーは、過去の仕事からウイルス感染は阻止できるが、分子の最多院にアミン物質グループ(アンモニア由来)を持ち、これが、健康細胞を殺してしまう。このアミングループからの巻き添え被害を避けるために何か良性の物質で中和できないかと考えた。その候補を見つけるのに、広域で詳細な調査を科学文献からはじめた。その結果、候補として見つけたのがマンノースである。たくさんの臨床調査で、マンノースがアミンが細胞につながる(コンタクトする)のをやめさせ、同時にポリマーがいろいろなウイルスを攻撃する事ができる。 どのタイプのマンノースが一番効果的なのかを発見するため、多種のタイプの糖質(moiety部分と呼ぶ)?をポリエチレンイミンに結合させる。その後 インフルエンザ、デング熱、またエボラやヘルペスなどの多種のウイルスに感染前に細胞培養でそれらの生成物を処理する。 Macromolecules誌でのその報告(http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.macromol.6b00091) があり、その技術が成功したとのこと。マンノースがついたポリエチレンイミンに細胞培養がさらされると、彼らが実験した全てのウイルスに対して不死身であることが証明された。さらに重要なのは、この新しい素材というのが効果的な表面の電荷への干渉に必要な濃度でも無毒であったということ。 多くのリサーチがそうであるが、新素材が用途の広い多目的で人間に使えるもであるかどうかテスト・開発の時点まで行くには時間がかかるだろう。 まず今のところできるのは、ウイルスが広がらないように除菌用ウエットタオルなどを使うことだろうか。