高齢者4割、服薬6種以上…体調不良招く恐れ

参考:2015年6月11日(木) 配信 読売新聞

自宅で暮らし、日常的に薬を飲んでいる高齢者の約4割が、6種類以上の薬を併用しているとの調査結果を、東京都健康長寿医療センター研究所のチームがまとめています。 高齢者に有害な副作用が出やすいとされる薬を服薬している人も約3割いたとのことです。 調査は2013年11~12月、東京都内の自宅で暮らす65歳以上の約1300人を看護師らが訪問して行い、服薬の内容が確認できた885人分を解析したもの。 高齢者は複数の持病を抱えることが多く、薬の種類が増えがちです。 しかし、高齢者は薬を分解する機能が低下しており、副作用がでやすく、6種類以上の併用は薬の組み合わせによる相互作用で、転倒しやすくなるなど、体調不良を招く恐れが更に高まるといった指摘がなされています。 調査の結果、36%の高齢者が6種類以上の薬を飲んでおり、10種類以上服薬している人も9%いたとのことです。中には17種類もの薬を飲んでいる人もいました。 記憶力などを調べる簡易検査で、認知機能に障害があると判定された人は全体では11%でしたが、6種類以上薬を飲んでいる人では18%と、比率が高くなりました。 また、米国の指針で、高齢者が使用を控えるべきだとされる薬を1種類以上服用している人も28%おり、内容は運動機能の低下や転倒を招きやすいとされる睡眠薬などが多く占めました。 調査をまとめた同研究所の新川研究員は「複数の医療機関を受診するうちに薬が増えやすい。薬が必要な場合もあるが、不要な薬の増加は、体調不良を招くこともある。医師も患者も注意してほしい」と指摘しています。
Dr.堤より なんと危険な状況!! 副作用の複合反応が怖いし、必ず無症状の問題がある。 また、長期服用で、体内の変化や、発ガンなども。