「アンチエイジングの新常識 毛細血管ケアSP」ガッテン!

参考:テレビ 2016年7月20日 (水)配信Live on TV
7月13日(水) 19時32分~20時17分/1ch NHK総合

オープニング

今回は、アンチエイジングの新常識。そのカギは体中に張り巡らされた「毛細血管」。毛細血管は年齢とともに死んでいきます。その結果、シミ・シワだけではなくさまざまな病気の引き金になることがわかってきました。今日は若さと健康を支える毛細血管の大特集。

若さと健康のカギは”毛細血管”

和田アキ子らが、自分でイメージする「毛細血管」を絵に描きました。人間の毛細血管のデータを元にプリントした「血管マン」がスタジオに登場。小野文惠は「これでも表しきれていない。それくらい細くて、たくさんあって緻密」と解説しました。血管全体の99%が毛細血管だといいます。大阪大学大学院基礎工学研究科の鈴木貴教授の協力による人体の毛細血管の3DCGモデルを表示しました。1人の毛細血管を全てつなぎ合わせると10万kmになるといいます。スタジオに脳・肺の模型が登場し、小野文惠は「毛細血管の役割は、肺では酸素と二酸化炭素を交換する」と解説しました。

毛細血管の中へGO! 驚きのミクロワールド

毛細血管はとても細く、0.005mmで動脈の1000分の1以下。今、これまで謎に包まれてきた毛細血管の働きが最新の技術で見えるようなってきました。自治医科大学分子病態治療研究センターの西村智教授は、顕微鏡に独自の改良を重ね、毛細血管の映像を捉えることに成功しました。その映像によると、赤血球が一列に並んで流れている様子がわかりました。毛細血管は体の隅々まで酸素と栄養を届けるため、酸素の足りない場所へ自ら伸びるといいます。

人間の皮膚にある毛細血管の量をグラフ化して紹介。20代と60~70代の平均を比べると、60~70代では20代より4割ほど減少していました。毛細血管の減少によって肌のトラブル、内蔵のトラブルが起こるといいます。立川志の輔が「あっという間に毛細血管を見る機械ができた」、小野文惠が「数カ月前にできたばかりのシステム」「開発にあたった大阪大学とガッテン!が協力して、たくさんのデータを集めてきた」と解説しました。スタジオにその「毛細血管スコープ」が登場し、機器メーカー社長の武野團が操作を行い、和田アキ子ら出演者の毛細血管を解析しました。0.7mm×0.5mmの狭い視野を観測しているといいます。

史上初!毛細血管大調査

東京・神戸で10代から80代までの男女100人以上に参加してもらい、毛細血管の調査を行い、各分野のエキスパートが分析に参加しました。心臓や動脈硬化の専門家、大阪大学大学院の増田大作特任教授。数学者の中根和昭准教授。医療統計のスペシャリストの新谷歩教授。そして、日本の血管研究のトップ高倉伸幸教授が調査を率います。調査を行うと、毛細血管が綺麗に長く伸びている人、毛細血管が歪んでいる人、血流が乏しくなって消えかかっているなど、さまざまな特徴がありました。

血液が届かなくなている「ゴースト化」した毛細血管の映像を紹介。血液が届かなくなると血管は退化し、バラバラになって消えてしまうといいます。なぜ血液が届かなくなるのか、「血液がさらさらとかドロドロとか?」「冷え性が関係している」などと予想しました。

驚きの毛細血管の仕組み

毛細血管は一つ一つの細胞が数珠つなぎのように連なってできていて、「壁細胞」が毛細血管を外側から補強し、血管の構造を丈夫に保っています。周囲の細胞に酸素や栄養を届けるため、適度に血液が漏れるようにできています。壁細胞が剥がれると、内側の細胞の接着がゆるんで血液が漏れ、血液がその先に流れていかなくなります。

なぜ漏れる? 修復のカギは◯◯UP!

高倉伸幸教授がスタジオに登場。毛細血管の劣化の原因について「加齢に伴う細胞の寿命」「血糖値があがる、コレステロールの上昇など、血流内因子が血管の細胞にダメージを与える」と解説しました。今回番組で調べた290人のデータを紹介し、毛細血管は、男性は40代で一気に減少するが、女性の減少は緩やかだと解説し、和田アキ子らゲストの数値を紹介しました。また、高倉伸幸教授は「毛細血管の減少は“むくみ”が症状としてわかりやすい」「ぜんそくは肺の毛細血管で漏れがひどいと悪化する」「糖尿病性網膜症は網膜の毛細血管の漏れが原因で失明の可能性もある」「認知症・アルツハイマー病は脳の毛細血管から神経細胞に害のある物質が漏れることが一因」と解説し、新たに血管を伸ばすメカニズムも体に持っている、と解説しました。毛細血管を復活させる方法について、高倉伸幸教授は「重要なのは血流」「細胞は流れを認識すると細胞同士がくっつく作用が働く」と解説しました。

超ラクチン! 血流UPで毛細血管復活!

血流を増やして毛細血管を復活させる方法を調査。獨協大学の鄭忠和特任教授によると入浴は効果があり、自分がいい湯だと思う温度に10分間肩までしっかり入るのが良いといいます。ウォーキングは3分ゆっくり歩き、3分間早歩きを交互に行います。ちなみに、武野團さんの協力で「飲酒」も調査を行いましたが、調査の結果、毛細血管の変化量は、飲酒は-6%でした。ウォーキングは27%アップ、入浴は8%アップでした。しかし、さらに効果的な方法があり、ヒントは「園児の行動」にあるといいます。

血管復活の秘策はコレだ! 子供に学ぶ・”新・ガッテン流”

効果的な方法は「スキップ」。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎにポイントがあり、スキップによってふくらはぎのポンプ作用で下半身に溜まった血液が上がっていき、全身の血流が良くなります。「その場スキップ」を一度に20回、手と足をしっかり上げ、朝・昼・晩の3回行います。毛細血管の数値が悪かった4人にこの方法を行ってもらったところ、1週間後に調べると数値は平均で51%アップしました。さらに別の方法を紹介。かかとの上げ下げを1回に20~30回、朝・昼・晩に分けて行うと効果があるといいます。立川志の輔は「番組で黙って立ってる場合じゃない」とスキップを行いましたが、和田アキ子は「知らなければ、私だって離れますよ」と突っ込みました。