気になる健康ニュースまとめ読み

今週の気になるトピック ・病原菌の細胞攻撃を解明 がん新薬に期待 ・急増する逆流性食道炎 ・梅毒の猛威統計来最多 ・道路近くの居住、突然死リスク増 詳細は続きから ■病原菌の細胞攻撃を解明 北大など、がん新薬に期待 北海道大や東北大などの研究チームが、病原菌が狙った細胞に取り付き「膜孔」と呼ばれる穴を開けて攻撃するメカニズムを突き止めたと、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表しました。 今回の研究では、黄色ブドウ球菌が毒素になるタンパク質を分泌し、赤血球に穴を開けて破壊する課程を解析。 今後、がん細胞などに的を絞って破壊する薬の開発につながる可能性があるとのことです。

参考:共同通信社 2014年10月29日(水) 配信

 
  ■急増する逆流性食道炎 逆流性食道炎はかつて日本人には少ない病気でしたが、近年、食生活の欧米化によって、5人に1人という割合でみられ、年齢が高くなるに従い増加する傾向にあります。 逆流性食道炎は、強い酸を持つ胃液が食道に逆流して炎症を起こし、胸やけやゲップなどの症状が起こる病気です。治療には、「酸分泌抑制薬」を用います。 この病気は、食生活の習慣を変えることで改善されます。 腹八分目にし、過度のアルコールや炭酸の摂取を控えること、夜遅くの食事や食後すぐ寝るなどの習慣を控えることが重要です。タバコ、コーヒー、チョコレートも逆流性食道炎の憎悪因子となります。 逆流性食道炎は再発しやすく、放置することで食道がんに移行する可能性も高いです。 専門の医療機関で内視鏡検査を受け、正しく治療することが重要です。

参考:毎日新聞社 2014年10月28日(火) 配信

 
  ■梅毒の猛威、統計来最多の感染 梅毒の流行が近年、増加の傾向にあります。 2014年10月19日の時点で、梅毒の累積報告数は全国で1308人に上り、統計以来最多で あった2013年の1年分を上回ったということです。 首都圏や大都市部に流行は集中しています。

参考:2014年10月29日 (水) 国立感染症研究所 配信

*** Dr.堤より スピロヘーター(梅毒の病原体)はかなり感染力が強く、軽いキスでも粘膜接触でも危ない。症状がはっきりしないまま進行するのでかなり社会的に危険です。  
■道路近くの居住、突然死38%増 10月13日、米国心臓協会(AHA)によって、主要道路のそばに住む女性は心突然死リスクが高く、道路に近づくにつれてリスクが増すことを示す研究が紹介されました。
この研究は、1986-2012年にNurses’ Health Studyに参加した女性10万7130人(主に白人、平均60歳)について、住居から道路までの距離を計算し、心疾患に関するその他の因子(年齢、人種、時期、喫煙、身体活動、食習慣など)について調査したもの。その結果、心突然死の発症件数は523件発生し、主要道路から50メートル以内に住む人の心突然死リスクは、最低500メートル離れている人より38%高かった。また、道路に100メートル近づくごとに、心突然死リスクは6%増加。致死的冠動脈性心疾患の発症件数は1159件に上り、リスクは24%高かった。

2014年10月30日 (木) 米国学会短信 配信 より引用

  今後、心疾患と主要道路付近に住むことを関連付けているものは何かを具体的に探ることが求められます。

参考:2014年10月30日 (木) 米国学会短信 配信

*** Dr.堤より 排気ガスだけでない。低周波振動や、騒音、などの潜在的な影響はおおきいのかな?