お口のケアが命を救う 高齢者の誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア

歯医者さんというと今では、入れ歯のケアなどに高齢者が受診する割合が増えています。

高齢者にとって、口から食べることは脳の活性につながり、健康を維持するうえでも口腔ケアが大きな役割を担っています。

高齢者の口腔ケアは、誤嚥性肺炎を防ぐ上でも大きな役割を果たしています。

誤嚥性肺炎は、認知症や加齢などの様々な原因により、嚥下機能が低下、細菌が唾液や胃液とともに気管から肺に流れ込むことで発症する肺炎です。

口腔ケアが不十分で、口腔内が清潔でないと誤嚥性肺炎を招く危険性が高まります。
現在、肺炎は悪性新生物(がんなど)、心疾患に次ぐ第3位の死因として挙げられ、とくに70歳以上の70%、90歳以上の90%近い割合のひとが誤嚥性肺炎で亡くなっています。

誤嚥性肺炎を防ぐには、口の中の雑菌を減らし、嚥下反射を改善する必要があります。
そのための口腔ケアには、うがいや歯磨き、入れ歯の洗浄、舌の掃除など、さまざまなメニューがあり、ふだんから食事の際にむせる高齢者が身近に居る方は、歯科診療所を通じて専門医に相談することが望ましいです。

 

大規模災害時の避難生活でも、口腔ケアは重要です。
阪神・淡路大震災では、災害関連死の原因の多くは肺炎が占めました。
しかし、新潟県中越地震の際に、歯科医師や歯科衛生士が口腔衛生指導を徹底したところ、肺炎を原因とする災害関連死が15%に抑えられたのです。

口腔ケアはひとが生きていくために欠かすことができない大切なものです。

参考記事:dot. 2014年11月7日 配信 

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Dr.堤より

ようやく、一般にも口腔予防ケアの知識が広まってきてるかな・・・
口から食べることの健康リハビリ効果は大きく、唾液の分泌や、脳活性になります。