感染症:マダニ感染症増加…冬でも活動、注意が必要

参考:2016年12月20日 (火)配信読売新聞

 野山に生息するマダニにかまれて発症する感染症の患者が、野生動物の増加などで増えています。 中には有効な治療法がなく、致死率が高いものもあります。マダニの仲間には冬に活動するものもあり、注意が必要です。 国立感染症研究所によると、代表的なマダニ感染症である日本紅斑熱の今年の患者数は271人(今月4日現在)で、現在の集計方法になった1999年以降で最多となりました。頭痛や発疹、発熱などが表れ、抗菌薬で治療できます。次に多い重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、ワクチンや治療薬がなく、致死率が30%と高いです。今年は58人で過去2年と同水準。日本紅斑熱とSFTSの患者は冬場も確認されています。 北海道では今年8月、国内で23年ぶりにダニ媒介脳炎の患者1人が確認されました。