生き残り

参考:健康のすすめ 2017-03-20

下記の生きモノの共通点はわかりますか? 正解は 絶滅危惧種です   昨日、子供と一緒に出かけたのですが   犬と触れ合ったり   チーターのモノマネしたり   お兄ちゃんとの絆を深めてみたり まぁ楽しい時間を過ごしました。 家族全員が4男ヨシノブに振り回された感じがあります。   長男は写真がNGの様ですが 思いの外楽しんでくれて良かったです。   さて、そんな動物園で 「これってやっぱり問題なんだなぁ」 と感じるコトがありましたので書きます。 教えてくれたのは   ホワイトタイガーです。 何が問題か?を書いてみました   ホワイトタイガーは白変種と言い、遺伝子の問題で生まれます。 全世界に250頭ほどいてるとのコト。 8種類いたトラは現在3種類まで激減。 20世紀の初頭には10万頭いたトラが、現在4000頭まで減っている言われています。   これは、他の動物にも同じコトが言えますね。 この本知っていますか?  
それをお金で買いますか (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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  ”これから「正義」の話をしよう” で有名になったマイケル・サンデル教授ですね  
これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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  動物園から帰ってきて、急いで読み返しました。   先ほどのトラが激減した理由は乱獲と気候変動と言われています。 これはトラに限らず、他の絶滅危惧種にも言えるコト。 主な原因は人間です。 僕や皆さんの生活がこういう動物の生きる道を奪っているんですね。 日本ではクマも同じような問題に直面しています。   そのコトに気付いている人は多いのですが、問題なのは 僕たちの何が原因でそういう状況になっているか? なんです。   先ほどの本の中で トロフィーハンターの話が出てきます 人間も生き物です。 生きている以上、他の生物の命をいただくコトは当然でしょう。 けどもこのトロフィーハンターは少し違います。   野生動物を狩る権利をお金で買うんです 高額なためにほとんどが富裕層なんですね。 例えば絶滅危惧種のクロサイを撃つ権利は15万ドル(3月18日のレートで約1680万円) 食べていく為の狩猟ではなく、スポーツとしての狩りです。   自然保護が目的だという意見もありますが、ほとんどの人は納得しないでしょう。   先ほどのホワイトタイガーは2000万円ほど 普通のトラは約400万円で取引されます。 少しだけ話を変えましょう。 アメリカでは他人の生命保険の権利を買うコトが出来ます。   ざっくり説明すると以下の通りです。   僕が自分が死んだときのために1000万円の保険を掛けていたとしましょう。(例えばですよ) 医師に余命半年を宣告され、どうしてもお金が必要になったとします。 投資家が僕の保険証券を500万円で購入し、毎月の掛け金を代わりに払う契約を結びます。 僕は生きている間にお金を受け取り、投資家は僕が「死ぬ」ことで利益を得る。 バイアテイカル産業(生命保険買い取り産業)と呼ばれています。 これを赤の他人同士で行うんですね。     吐き気がします。 双方の利益が確立されているのだから良いのでは? という人もいるのですが。 人が死ぬことを願う産業が存在して良いわけが無いんです そのうち日本でも許可されそうな勢いですが。   この手の話は他にもたくさんあります。   行き過ぎた市場主義ですね。   お金で買えないものは無い ホワイトタイガーでも 絶滅危惧種でも お金を払えば大丈夫 と言わんばかりのこの環境が、僕たちの生活を少しずつ壊しています。   少し角度を変えてみてみましょう   種苗の世界にも同じような現象が起きています。 この前、書きましたが 除草剤に耐性のあるトウモロコシの品種が改良されました(遺伝子組み換えです) こういったモノが誕生する背景はなにか?     利益です 利益にも種類はありますが 社会のための利益なのか?投資家のための利益なのか? そろそろ真剣に考える時代なんでしょうね。   こういうモノがある側面で、人間の生活を豊かにしていることは間違いありません。 けども、人間の都合に合わせた発展は多くの生態系を破壊しています。   これね、どんな影響が出るか予想もつかないんです。 当然、僕たちの体にも害を与えています   増えすぎても害、減りすぎても害 ものすごく絶妙なバランスで成り立っていて 自分たちもその絶妙なバランスの中で生かされている と言うことをちゃんと理解しないとダメですね。   行き過ぎた市場主義で、なんでもお金で取引をできる環境が整うと 不平等と腐敗を生みます。 人間はどこまでも身勝手な生き物。 意志を保つ為には第三者の抑制が大切なんです。   スタジオジブリの宮崎駿さんが言ってました 「人類が終わる日が近いかも」   そうならない様に、僕たちの選択が大切なんでしょう。