小児40%に総コレステロール値異常【米国心臓協会】

■小児40%に総コレステロール値異常【米国心臓協会】

参考:米国学会短信 2015年4月2日(木) 配信

米国心臓協会(AHA)が米国の子どもを対象にした研究によると、食生活において理想的な指標を満たした食事を摂取している子どもは、わずか1%未満にとどまり、また、90%が食塩の取り過ぎ、50%にカロリーの超過の傾向があったとのことです。 3割の子どもは肥満及び過体重にあり、総コレステロール値異常を示す子どもは40%にも上りました。 肥満は米国のみならず、日本国内でも問題となっていますが、肥満には様々なリスクが伴います。 ■肥満で女性のがんリスクが40%上昇 英国キャンサーリサーチUKによる研究によると、肥満女性のがんリスクは痩せた女性よりも40%高いことがわかりました。 Julie Sharp氏らの今回の研究では、肥満女性の約4人に1人は、生涯のうちに体重に関連するがん(大腸がん、胆嚢がん、子宮がん、腎臓がん、すい臓がん、食道がん、閉経後の乳がんなど)を発症するリスクが判明。 がんリスクを高める方法は多数考えられるとのことですが、例えば、脂肪細胞のホルモンで、特にがん発現を促進するとされるエストロゲンの産生などが関連するともいわれます。 button13 肥満による病気のリスクを減らすためにも、やはり運動は不可欠のようです。 ■やせなくても脂肪肝改善 週250分の運動

参考:臨床 2015年4月6日(月)配信 共同通信社

筑波大の研究チームによると、肥満の人は週250分以上やや強めの運動をすることで、体重が減らない場合でも、肝臓の脂肪が減少するなど状態の改善がみられることが分かったとのことです。 研究の対象としたのは、アルコールが原因ではなく、食べ過ぎや運動不足などによる脂肪性疾患のひとで、国内の患者は1千万人とされています。 研究では散歩よりも強い運動の時間が多いグループほど、内臓脂肪が少なく、善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質が増えている傾向があり、体重の減り具合とは関係がなかったとのこと。  
 
Dr.堤より 運動って、生活の中の動きでないのでしょうか? 運動時間が多いグループほど、内臓の脂肪は少なかったそうです。善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質が増えていることが効果あるみたい。 小児の肥満に関しては親や社会の責任は重いです。 すでに小児期からメタボが始まっています。