特定保健指導における食生活改善指導

参考:日本歯科医師会地域保健担当常務理事 高野直久

 今年4月から始まる特定健診・特定保健指導(第三期)は、従来の5年間ではなく期間が延びて6年間実施されます。

 また標準的質問票の質問項目13番に「食事をかんで食べる時の状態はどれにあてはまりますか」という質問が入り、口腔機能についての質問が特定健診に初めて加わりました。だからといって特定保健指導の際に、糖尿病との関係性が深い歯周病予防を主体とした歯科保健指導を行うと考える方は、まずいないと思いますが、実際の現場での指導では生活習慣病の予防に資する保健指導を行うことが要求されます。

 さらに今回の見直しでは、歯科医師が「食生活の改善指導に関する専門的知識及び技術を有すると認められる者」となったことで、従前課せられていた30時間研修を行うことなく食生活改善指導を歯科医師も行えるようになりました。具体的には、歯科医師は3カ月以上の継続的な支援において、食生活の支援についての特定保健指導を実施できる者と規定されています。

 日歯では特定保健指導をスムーズに行えるように、2月24日の午後に研修会を開催するので、特定保健指導を行う立場の歯科医師には奮っての参加をお勧めしています。