加熱式の煙に発がん物質 厚労省が発表

参考:2018年1月31日(水)配信 共同通信社

 厚生労働省は30日、数人が急増している加熱式たばこについて、紙巻きたばこよりは少ないものの、煙の中から発がん物質が確認されたとする研究結果を発表しました。

 加熱式たばこは燃焼による煙が出ないため、たばこ各社は健康への影響が小さいとしており、近年紙巻きから乗り換える喫煙者が増えています。

 研究結果によると、喫煙者が直接肺に吸い込む煙には、ホルムアルデヒドなどの発がん物質が含まれていました。

 ホルムアルデヒドの量は、紙巻きの4分の1以下、アセトアルデヒドは5分の1以下で、依存性が高いニコチン濃度は紙巻きと同程度のものもありました。

 現状ではデータが少ないですが、喫煙者の呼気から出る煙によって受動喫煙の被害を受けるリスクは無視できないと厚労省は判断。加熱式についても当面、受動喫煙対策の規制対象とする方針です。

 また、液体を加熱して発生した蒸気を吸入するいわゆる「電子たばこ」は、タバコの葉を使用していないため、規制対象ではないとの認識を示しました。