これからは、10080時代ですね。

参考:日本歯科医師会メールマガジン

これからは10080ですね。

日本歯科医師会副会長 柳川忠廣

 平成元年12月、厚生省(当時)「成人歯科保健対策検討会」の中間報告に、新たな歯科保健目標として8020運動が示されてから30年を迎えます。「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」をスローガンに運動展開してきましたが、当初は1割以下であった達成率が5割を超え、ヘルスプロモーションの成功事例として内外から評価されています。ただし、当初から80歳だけの設定では若年層における切実感が乏しいとされ、例えば中間目標の設定などが指摘されていました。現状でも、ややもすれば高齢者の対応に偏りがちであり、小児期から各世代の歯科保健対策をクローズアップすべきです。

 また一方で、8020は全国の歯科医師会が国民的な普及啓発を目指し進めてきた運動であることから、その成果と実績を踏まえ、さらにやがて来る人生100年時代を視野に、口腔機能低下症やオーラルフレイルの対策を含めた新展開を、どのようにイメージし、その手順をどう考えるかを宣言すべき時期とも考えます。

 日歯では、従前の事業と30周年記念式典やシンポジウムの開催に加え、予てより要望が強かった映画製作と配給に着手します。映画館での上映以外にも、ネット配信、全国のイベントや紙媒体での利活用などを予定しています。