風疹、流行の可能性・手足口病流行の兆し ヘルパンギーナも増加傾向 手洗い、うがい徹底し予防を

参考:2018年8月22日(水)配信 千葉日報
2018年8月22日(水)配信 北海道新聞

風疹、流行の可能性 千葉県で患者急増

 国立感染症研究所は21日、今年に入って報告された風疹患者は計139人となり、直近の2015~17年を上回るペースで急増していると発表しました。患者が確認された22都道府県のうち千葉都東京が突出しており、両都県で約6割を占めています。感染研は「流行が始まっている可能性が高い」としています。

 13年に起きた流行後、風疹患者は少数にとどまっていました。今年7月下旬から急に増え、8月上旬には17年の患者数計93人を上回りました。

 患者で目立つのは30~40代の男性。効果的とされる2回目の予防接種を受けていない上に、実際に感染した経験もないため、十分な抵抗力のない人が多い世代といいます。

 妊娠中の女性が感染すると、生まれた赤ちゃんが難聴や白内障、心臓病となる「先天性風疹症候群」の恐れが高くなります。

 風疹の症状は主に発熱や発疹などですが、症状のない患者の唾液が、くしゃみなどで飛散して感染を広げることもあります。

 

手足口病流行の兆し ヘルパンギーナも増加傾向
手洗い、うがい徹底し予防を

 夏に乳幼児がかかりやすいウイルス性の感染症「手足口病」が道内で流行の兆しを見せています。道立衛生研究所(道衛研、札幌)が医療機関からの報告をまとめたところ、1医療機関当たりの患者数は増加傾向で、札幌市や旭川市、千歳など9保健所管内で警報レベルに達しています(12日現在)。子どもの「夏風邪」の一つとされる「ヘルパンギーナ」の感染も広がっており、警戒が必要です。

 手足口病は、口腔(こうくう)粘膜や手、足などに水ぶくれや赤い発疹ができ、熱が出ることもあります。水ほうの皮は厚く破れにくく、歩くと痛むことも。ほとんどが1週間ほどで症状が消えるので、安静にしていれば体調は回復しますが、まれに髄膜炎や急性脳炎を起こすこともあります。

 道衛研によると、8月6~12日の1医療機関当たりの患者数が警報発令基準の5人以上となったのは、倶知安(22・50人)、浦河(9・0人)、千歳(7・4人)、名寄(7・33人)、旭川市(7・13人)、札幌市(6・51人)など。