ラバーダムを使った臨床 (左 下顎第一大臼歯)

参考:DENTAL LIFE DESIGN 2018/2/19

フロアブルレジンは、現在の歯科治療における基本的概念であるMinimal Interventionを支える修復材のひとつであると捉えられます。

これまでの充填器を用いては対処できない窩洞も、フロアブルレジンの流れる性質を応用することで容易に修復できます。

さらに、その操作性とともに機械的性質がきわめて良好なところから、臼歯部咬合面窩洞への応用も可能となっています。

今回の臨床動画では、ラバーダムを用いることで、より効率的に臼歯部コンポジットレジン充填修復が行えることをご覧いただきたいです。

●ラバーダムの装着

説明:トータル1分49秒
①エアータービンによる窩洞形成(最初~26秒)
②ラバーダムの装着(26秒~最後)

 

●窩洞形成、レジン充填

説明:トータル3分42秒
③ラバーダム装着後、円滑な窩洞外形の形成(最初~10秒)
④1ステップボンディング材を窩洞内にしっかりと塗布(10秒~30秒)
⑤エアーブローによる十分な乾燥後、ボンディング材への光照射(30秒~52秒)
⑥フロアブルコンポジットレジンを用いた充填操作(52秒~最後)

 

●咬合調整、最終仕上げ

説明:トータル1分8秒
⑦咬合調整、最終研磨(52秒~最後)

 


 

宮崎真至
日本大学歯学部 保存学教室修復学講座 教授

略歴
1987年 日本大学歯学部卒業
1991年 日本大学大学院修了 博士(歯学)
1991年 日本大学歯学部保存学教室 修復学講座 助手
1994年~1996年 米国インディアナ州率大学 歯学部留学
2003年 日本大学歯学部保存学教室 修復学講座 講師
2005年 同上 教授

所属学会・団体
日本歯科審美学会
日本歯科教育学会
日本口腔衛生学会
Academy of Denta Materials International Association for Dental Research
日本大学歯学会
日本接着歯学会
日本歯科理工学会
日本歯科保存学会

 

日本大学歯学部附属病院保存修復学教室:
http://www.dent.nihon-u.ac.jp/hospital/

 

Dr.堤より
これが一般的な日本における、CR充填の工程ですね。これがWFの工程では、違う部分が多々あります。形成後の消毒、形成面へのボンディング塗布、エアーブローテクニック、ライトガンの照射に関する方式、タイミング、充填時のフローの操作に関するテクニックです。
これらCR充填はWFではやはり長期耐久LONGEVITYを考えて、行っており、耐久最低10年、目標では50年です。