メタボリック症候群と歯周病の関係 歯と口の健康アラカルト

■メタボリック症候群と歯周病の関係 歯と口の健康アラカルト

参考:毎日新聞社 2015年1月7日(水) 配信

メタボリック症候群と歯周病の関係/大阪

最近よく見かける「脂肪を吸収しにくくする特定保健用食品」。お茶から清涼飲料水まで様々な食品に拡がっています。

また、メタボリック症候群の予防のために始まった「メタボ健診」(特定健診・特定保健指導)が2008年度より行われるなど、メタボリック症候群に関する動きが活発になっています。

メタボリック症候群は、食べ過ぎや運動不足などの悪い生活習慣の積み重ねが原因となって、内臓脂肪型肥満(りんご型肥満)を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態です。
それらの症状のいくつかが重なることで、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる危険な病気を招くこともあるのです。

メタボのひとは、歯周病にかかりやすく悪化しやすいことが知られています。
歯周病は、口腔内の歯周病菌が歯の周りの骨を溶かし、最終的には歯が揺れて抜けてしまうことさえある怖い病気です。
最近の研究で、歯周病はメタボの進行をより悪化させることが指摘されています。
さらに、歯周病菌が作り出す毒素が血液中に入り、全身に回ることで、心臓病や脳卒中、糖尿病、肺炎などを引き起こすこともあるのです。

歯周病を予防することは、メタボリック症候群の予防にも大きく関わってきます。

原因となる、プラーク(歯垢)を日々のハミガキで丁寧に除去し、定期的に歯科医院での健診を受けること、また、毎日の食事を良く噛んで食べることは、殺菌・洗浄効果のある唾液の分泌を促し、歯周病の抑制に繋がると同時に、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎの予防になるのです。

メタボと歯周病を双方から予防することで、健康な日々を送りましょう。

Dr.堤より

まだまだ、歯周病が命に関わるとしらない人が多く居ます。
特に若い人、今、日本の子供の40%がすでに歯周病なんです。
大人までに80%以上が歯周病に罹ってしまう・・・・歯周予防後進国の日本です。