名医とつながる!たけしの家庭の医学 肩こり解消カンタン体操!心臓を守る栄養素

参考:Live on TV 2018.4.25

【4月24日放送】名医とつながる!たけしの家庭の医学 肩こり解消カンタン体操!心臓を守る栄養素

 
4月24日(火) 19時00分~21時48分/5ch テレビ朝日
肩こりを解消する科

 女性の身体の不調ランキングは13年連続で肩こりが1位。そもそも肩こりとは僧帽筋が硬くなることで痛みを発する状態です。原因は長時間同じ姿勢などです。最新研究で一番多くの人が抱えている根本原因が分かってきました。愛知医科大学病院の岩堀裕介先生は「肩こりは立ち姿を見れば分かる」と話しました。立ち姿で簡単に分かる肩こりの根本原因チェック。ひどい肩こりの30~60代22名が参加しました。チェック方法は岩堀先生の前に立つだけです。栗本彩智子さんなどは首・肩以外の場所に原因がありました。22人中16人が根本原因あり。先生は手の甲の向きをチェックしていました。

治らない肩こりの根本原因はお腹まわり「体幹」の筋肉にある

 多くの人が該当する肩こりの根本原因はお腹周りの筋肉にあります。さらに根本原因解消と肩こり改善法を伝えます。高橋真麻さんの立ち姿をチェックすると手の甲が見えていました。日本肩関節学会理事で中日ドラゴンズのチームドクター岩堀裕介先生に肩こりの根本的な解消法を聞きます。岩堀先生は肩こりの原因は体幹の筋肉、体幹が使えていないと骨盤が後ろに倒れ背骨が曲がり、肩甲骨が前に傾き手の甲が前を向く、猫背になり僧帽筋に負担が大きく肩こりになると説明しました。ちょっと力をいれることを意識して習慣付けることが大切だといいます。

「体幹」を伸ばして肩こり解消 3つのねころび体操で検証

 肩こりの原因が体幹の筋肉にあると判定された栗本さんの肩の筋肉の硬さは、ボディービルダーの力コブより硬かった。彼女は肩こりからくる頭痛にも悩んでいます。ねころび体操で肩こり解消を検証しました。行うのは3つの簡単な体操です。まずは下半身ひねり体操。続いて上半身ひねり、お尻持ち上げ体操を行いました。

 肩こりに悩む栗本さんが3つのねころび体操で肩こり解消を検証しました。3つの体操で体幹のストレッチとトレーニングができ、僧帽筋への負担が軽減されます。1週間でどこまで改善するでしょうか。1週間続け検証終了。筋硬度計で計測すると検証前75だったのが51まで下がった。悩みの頭痛もなくなりました。

心臓を元気にする科

 心筋梗塞の年間死亡者数は約3万6000人。原因は血流が途絶えることです。近年の研究で心臓の冠動脈が詰まっても命に別状がない人がいます。冠動脈が詰まって命が助かる人と心臓が止まる人の違いを見つけ出していきます。

 心臓の機能が気になりだす60歳以上の男女11人に冠動脈が詰まっても命が助かる人をチェックしました。心臓以外のある場所を観察すればそれが分かります。そこは手の爪の先。爪の色戻りチェック。爪を5秒間強く圧迫、指を離して色を観察します。元の色に戻るまで2秒未満なら冠動脈が詰まっても命が助かる可能性あり。11人の結果は2秒未満が6人。11人の心臓の状態をエコー検査でチェックしますと…。

 爪の色戻りチェックで差が出た皆さんの心臓の状態は?心臓のやわらかさをチェック。2秒未満の人たちは全員年齢より若い心臓を持っていました。2秒以上の人たちは実年齢を超えて衰えた状態でした。爪と心臓にはどんな関係が?チェックで見ていたのは毛細血管の機能です。1人の毛細血管を全て繋げると地球2周半になると言われます。指の毛細血管の状態で心臓の毛細血管の状態が分かります。

心臓の動脈が詰まっても助かる秘訣 毛細血管の機能を保つ方法公開

 心臓と毛細血管に詳しい佐田政隆先生は毛細血管が元気だと冠動脈が詰まっても助かる可能性があると話します。心臓病と毛細血管の関係について研究する佐田先生は「毛細血管は全血管の約99%を占める、心臓には多くの毛細血管が存在している」と話しました。毛細血管は加齢とともに機能が衰える、しかし新しく作られ足りない部分に血液を送り続けます。日常生活の中で毛細血管の機能をアップする方法があります。

毛細血管の機能をアップ 心臓を老けさせない「栄養素」とは?

 WHOと日本の共同調査、心筋梗塞の死亡率とある栄養素の摂取量を調査、日本のある町の死亡率の低さがトップクラスでした。その町は島根県大田市、砂暦が街のシンボル。大田市の人々はどんな栄養素で毛細血管を丈夫に保っているのでしょうか。毛細血管を丈夫にし、心筋梗塞を防ぐ栄養素はタウリンです。

心臓を老けさせない栄養素タウリン 島根県大田市で効果的な摂り方を調査

 毛細血管を上部にし、心筋梗塞を防ぐ栄養素はタウリン。貝類やイカ・タコ、青魚に多い。大田市ではどんな魚が食べられているのでしょうか。みしまや 大田長久店には地元で獲れた新鮮な魚がずらりと並びます。地元の漁港ではカレイなどが水揚げされていました。大田市の漁の主流は底引き網漁。時間を短縮し一日で漁を行い市場でセリにかけます。タウリンは水に溶けやすい性質で魚が新鮮なほど効率よく摂取できます。底引き網一日漁がタウリン摂取の効率を上げ心臓の毛細血管を若く保てる秘密なのかもしれません。大田市役所全面協力、50歳以上の市民22名の毛細血管と心臓の状態を調査。爪の色戻りチェックは17名が好成績、心臓のやわらかさは18名がやわらかいという結果になりました。大田市の人は新鮮な魚をどう食べているのでしょうか。安藤茂男さんの食事をチェック。ご飯を作る直前に魚を購入、大田市には魚専用の鍋が一家にひとつあるといいます。魚を卓上で煮ながら食べるのが大田流。へか焼きなど計11品の魚介料理を家族で食べました。心臓の毛細血管を元気にしたい人は魚介類でタウリンをしっかり摂るとよい。

骨を丈夫にする科

 研ナオコさんが畳で足を滑らせて右大腿骨頸部を骨折しました。ここを骨折すると約4割は元通り歩けなくなります。大腿骨頸部を骨折する人は増え年間17万5千件。最大の要因は骨粗しょう症。骨密度を低下させないことが最も大切です。街の人の対策はカルシウムを摂ることなどです。信州大学医学部附属病院の中村幸男先生はハーバード大学で教鞭をとっています。先生はスクレロスチンが体内に増えると骨粗しょう症になりやすくなります。スクレロスチンの分泌量を決めるのは運動習慣です。中村先生によると内容によって骨スカスカ物質は抑えられるといいます。

老化を進める「骨スカスカ物質」が少ないのはどんな運動習慣の人?

 中高年女性の運動習慣と骨密度の関係を調査。65歳以上の女性6名で検証。6人は意識してカルシウムを摂っています。まずスクレロスチンの分泌量を調べます。渡辺愛子さんの運動習慣はウォーキング。井浦澄江さんの運動習慣は踊り。続いて根岸さんらの運動習慣を紹介。スクレロスチンが基準値より多いとアウトとなります。

 スクレロスチンの量を抑えられているのはウォーキング、テニス、ジョギングをしていた3人でした。骨密度も同じ3人が健康な状態です。スクレロスチンは骨を作るなという命令を出す物質です。分泌量に関係するのが運動です。テニス、ジョギング、ウォーキングの共通点を知ればハードな運動をしなくてもスクレロスチンを抑える効果が期待できます。

老化を進める「骨スカスカ物質」を減らせる運動の共通点とは?

 ハーバード大学で骨の研究をし、アメリカ骨代謝学会の賞を受賞している中村先生に骨密度の低下を防ぐ運動の秘密を聞きます。中村先生は骨密度への影響は栄養より運動の方が大きいと話しました。

 スクレロスチンの分泌量が少ない人の運動、テニス、ジョギング、早歩きの共通点は骨への衝撃が大きいこと。中村先生は衝撃が大きいほどスクレロスチンの分泌を抑えられると話しました。

骨スカスカ物質を減らす 骨密度アップ体操とは?

 中村先生が家で簡単にできて激しい運動と同等の効果が期待できる骨密度アップ体操を紹介。中村先生が指導した患者がいる長野・上伊那郡地域へ。この街では骨密度アップ体操の指導を開始し成果があらわれ始めています。北原文恵さんの趣味は畑仕事、4年前はいつ骨折してもおかしくないほど骨の状況は悪かったですが、投薬と骨密度アップ体操を実践、約2年後に骨密度が10%上昇しました。伊藤津寿留さんも骨密度は8%上昇しています。

 骨密度を改善する骨密度アップ体操。北原さんは家事の合間に体操をしています。それは中村先生が考案したかかと落とし体操。できるだけ硬い床に立ちかかとを上げてかかとから落ちる。足の付根を意識するとより効果的です。

 スクレロスチンの分泌を抑えていたテニス、ジョギング、早歩きとかかと落とし体操で足への衝撃を比較。体重約70kg、20代男性が運動し計測。テニスは226kg、ジョギング、早歩きは124kg、76kg。かかと落とし体操は204kg。体操は30回を3セット行うのがオススメです。カルシウムなどの摂取と合わせてかかと落とし体操を行うとよいでしょう。

名医のセカンドオピニオン

 帝京大学医学部附属溝口病院の室伏利久先生。日本めまい平衡医学会理事、国際学会で学会賞を受賞するベストドクターにも選出されためまい診療のエキスパートです。警鐘を鳴らす症状はめまい、特に高齢者は要注意。めまいは症状が様々、近年の研究でめまいを起こす新しい原因が分かってきたといいます。

 めまいの新原因で長く辛い症状の患者に取材しました。横浜市にすむ与田和代さんは1年以上原因不明のめまいに悩まされていました。彼女を支え続けたのは長女。原因不明のめまいから救われた母と娘。今から4年前、夫が亡くなり1ヵ月、和代さんはフワフワとしためまいに襲われました。これは新原因によって引き起こされた最初の一撃。翌日、再びめまいに襲われ長女に相談。近所の耳鼻科を受診し検査結果は正常、最初の診断はストレスによるめまいでした。和代さんは処方薬を服用。長女はストレスが原因のめまいを薬で改善していました。しかし薬を飲んでいてもめまいが発生、さらに頻度が多くなっていきました。この時、母の様子に違和感を抱いた長女は必ず朝はメールのやりとりをすることにしました。また週1度、母の元を訪れ症状を確かめました。多くのめまい症は横になっても治まることが少ないが和代さんは横になるとめまいが起きませんでした。またカートにつかまったりプールの中ではめまいが治まるといいます。そこで再び耳鼻科を受診、検査に問題はなく、様子を見ることになりました。そしてめまい症状は悪化し転倒することも。その頃、長女はネットの記事を見てめまいの原因が脳にある可能性を考え、脳神経外科へ和代さんを連れて行きました。検査では問題なし。その後もあらゆる可能性を疑い様々な診療科を受診したがいずれも異常なし、めまいの原因は全くつかめないままでした。その間もめまい症状は激しさを増していきます。最初にめまい症状が出てから1年、長女は20年前に自分のめまいを治してくれた室伏先生の記事を見て母を受診させることにしました。

 2015年11月、めまいに悩む与田さんは帝京大学医学部附属溝口病院の室伏先生の診察を受けました。室伏先生は聴力検査などでめまいの原因を探ります。耳、脳、心因性の原因が否定されました。その他の原因から病を絞り込むため再び問診を開始。室伏先生は1つの病にたどり着きました。開眼両足立ち検査をして、音叉で足のくるぶしに振動を感じるか尋ねました。振動を感じないことを確認しめまいの本当の原因を突き止めました。

 与田さんを苦しめためまいの本当の原因は腰痛を引き起こす脊柱管狭窄症。主な原因は加齢や背骨の変形などです。和代さんは腰のMRTで脊柱管の狭窄が判明しました。腰痛のかわりに足裏の感覚が阻害されめまいが起きていたと考えられます。室伏先生は目から入る情報をなくして足の異常を導き出しました。めまいの原因を突き止めた和代さんは漢方療法で徐々に症状が改善しました。