電子たばこによる肺損傷、約9割に全身および胃腸症状

参考:Lancet 2019.11.28 
 

 米国ユタ州の電子たばこによる肺損傷患者60例を対象に、症状、治療および短期転帰を前向き観察コホート研究で検討しました。 

 その結果、33例(55%)が集中治療室(ICU)に入室しました。53例(88%)が全身症状、59例(98%)が呼吸器症状、54例(90%)が胃腸症状を呈していました。54例(90%)に抗菌薬、57例(95%)にステロイドが投与されました。6例(10%)が2週間以内にICUまたは病院に再入院しました。2週間以内に経過観察した26例のうち、全例で臨床およびX線所見の改善を認めたものの、胸部X線検査では15例中10例(67%)、肺機能検査では9例中6例(67%)に異常が認められました。

【原文を読む】
Blagev DP, et al. Clinical presentation, treatment, and short-term outcomes of lung injury associated with e-cigarettes or vaping: a prospective observational cohort study. Lancet. 2019 Nov 8. [Epub ahead of print]