健康の新常識&日常に潜むキケン習慣

参考:Live on TV 2020.1.20

 
 
1月9日(木) 18時25分~21時48分/7ch テレビ東京
平熱アップ↑ or ダウン↓ 体温が下がる意外な行動とは?

 健康な人だと36度台とされる平熱だが、日本では年々低下しており、最近では35度台の人も増えています。イシハラクリニックの石原新菜医師によると平熱が低いと免疫力が下がり、がんになる可能性があるといいます。石原医師の平熱は37度2分でした。石原医師は「平熱を上げれば免疫力が上がり病気を予防出来るだけでなく、代謝が上がり、やせやすくなり美肌にも繋がる。さらに血流も良くなり、肩こり改善や老化予防も期待出来る」と話しました。

 秋津壽男医師によると日本人は元々体温が低いらしく、筋肉量によって平熱は左右されるといいます。昔は体温が36度ジャストくらいだったという石原医師は「その頃より体温が上がった。現在は体重が自然に落ちた」などと話した。体温が1度上がれば代謝は13%上がるといいます。

 坂下千里子さんが普段からやっている平熱UP法を検証した。1つ目は「朝食にバナナとヨーグルト」、完食して10分後に坂下さんの体温を測定したところ、食べる直前は36度5分だった体温は36度1分に下がってしまった。石原医師によるとヨーグルトは冷たいまま食べるため、冬に冷たいものを食べると体が冷えてしまうといいます。さらにバナナは南方の果物であり、漢方の考え方では「南方のものは体を冷やす作用がある」と言われています。

 2つ目は「外出時は多めに重ね着をする」、検証当日、坂下さんは合計4枚の重ね着をしていました。普段の休日と同じ行動を取ってもらい、体温を測定したところ、外出前は36度6分だった体温は36度4分に下がっていました。石原医師によると着込むことによって汗をかき体温が奪われてしまうため、汗をかかない程度に着込むことが大切だといいます。

 3つ目は「食事にショウガを使う」、板野友美さんも検証に参加しました。板野さんが豚のショウガ焼きを作り、食後10分で体温を測定。食事前は35度8分だった板野さんの体温は変わらず35度8分でした。続いて食事前は36度5分だった坂下さんの体温は36度3分に下がっていました。石原医師によると、ショウガには体温を上げる効果があるものの、ショウガは調理法によって体温UP効果が損なわれるといいます。体を温める「ショウガオール」は加熱をすると増える性質があるが100℃を超える高温で加熱すると効果が弱まってしまうといいます。フライパンを強火で熱すると数分で表面温度は150℃を超えてしまうため、フライパンで豚のショウガ焼きを作るとショウガオールの効果が弱まる可能性があります。そのためショウガを調理する場合は汁物に入れると効果的です。

体温が上がる!おすすめ朝食

 秋津医師は「フルーツとヨーグルトを一緒に食べる場合、フルーツを温めてから冷たいヨーグルトを入れて混ぜれば、ちょうど良い温度になる」と話しました。またヨーグルトは冷蔵庫に入れておくより寝る前に外に出しておくか、食べる前に少しだけ温めれば良いといいます。姫野友美医師は「朝ごはんにタンパク質を摂取すると体温が上がり、体が活動モードになる」と話しました。さらに石原医師は朝食に飲むと体を温めることが出来る飲み物として、番茶に梅干し、醤油、ショウガの絞り汁を入れた梅醤番茶を紹介しました。

体温が上がる!おすすめ服装

 体温を上げるおすすめの服装を紹介。ポイントは汗をかかないことで、石原医師によると簡単に脱ぎ着しやすい服を着ると良いといいます。さらに腹巻きをおすすめした。お腹を温めると内臓の働きが良くなり体温UPに繋がります。またお腹にカイロを貼る場合、肝臓のある右上腹部に貼ると良い。体温が作られているのは筋肉と肝臓のため、肝臓を温めることで全身に温かい血液が送られるといいます。肝臓の代謝を良くすれば悪酔い防止にも繋がります。

体温が上がる!おすすめメニュー

 石原先生流のショウガの温め効果を引き出す味噌汁の作り方を紹介しました。1つ目のポイントは「ショウガを皮付きのまますりおろす」、ショウガの温め成分は皮の近くに多いため、皮付きのまま使うのがポイント。2つ目のポイントは「水を張った鍋にショウガを入れる」、ショウガを加えた出汁を沸騰させ、インゲン豆、タマネギ、豆腐を加える。インゲン豆と豆腐には代謝を上げるビタミンB1とB2が多いため、さらなる体温UPが期待出来る。その他、根菜類もおすすめです。最後に火を止めて味噌を溶かせば「ショウガのポカポカ味噌汁」の完成。食後10分で体温を測定すると板野さんの体温は食事前の35度8分から36度0分に上昇しました。坂下さんの体温も36度3分から36度5分に上昇した。秋津医師によると、豚のショウガ焼きでも調理の最後に搾りたての生のショウガをまぶせば、香りも増して体ポカポカ成分も多くなるといいます。100℃を大きく超える温度で加熱すると体温UP効果が弱まるショウガオールは100℃以下で加熱した場合は加熱時間が長いと増えるため、煮込む場合は最初から入れると良いとのことです。

超カンタン平熱アップ法 たった30秒!「?」シャワー

 自治医科大学附属病院の中野明儀医師が超カンタンな平熱アップ法を紹介しました。中野医師によると、お尻の上の方にある仙骨にシャワーを30秒当てるだけで平熱がアップするといいます。仙骨のお腹側には多くの血管と神経が通っているため、仙骨を温めることで神経が刺激され血管が広がり、血流が良くなることで体温が上がります。体をよく温めるには39度くらいのぬるま湯で20~30分入らないと効果が期待出来ないが、お尻シャワーだと1回30秒を毎日長く続けることで同じ効果が期待出来ます。お尻シャワーのやり方は、お湯の温度を40~42℃に設定し、シャワーをお尻から約10cm離して仙骨に30秒当てるだけです。実際にお尻シャワーをしているという中野医師の患者さんは、「以前は35度台だった体温がお尻シャワーで36度6分になった」と話しました。

謎の歯の痛み 10人に1人が死に至る病 破傷風

 専業主婦の吉田和実さん(仮名・34歳)は、夫と2人暮らしで穏やかな毎日を送っていました。ある日、お風呂場のカビ掃除をしていると咳き込んでしまったが、30分後に汚れを撃退した。長時間の作業により肩に痛みも感じていた。その後、夕食の買い物に出かけるとその帰り道、左足に違和感を覚えました。自宅に戻り確認すると、靴ずれしていました。

 1週間後、吉田さんに最初の異変が起こる。夕食を食べていると奥歯に鈍い痛みを感じました。たいした痛みではなかったため放置していたが、翌朝になると肩や首のあたりに妙な張りが出てきました。張りは夕方になっても取れず、さらには全身がずっしりとだるくなっていました。熱を測ろうと体温計を取り出したものの両手がこわばり、物が上手く持てません。この日は早く寝ることにした吉田さんだったが、3時間後に体を反らしたまま硬直して動けなくなってしまいました。

 救急搬送され精密検査を受けた結果「破傷風」と診断されました。破傷風は破傷風菌が出す毒素により神経が侵される病気で、破傷風菌の毒素は1gで成人約6,000万人の致死量に相当するほど強力で治療が遅れると10人に1人が死に至ります。国立国際医療研究センター病院の佐々木亮医師によると、破傷風は至るところにいて、最も多いのは「土」だという。直接土を触っていなくても服や靴に付いた微量な土からも感染する恐れがあります。吉田さんの場合、靴ずれの傷から破傷風菌が侵入し、破傷風を発症しました。目に見えない傷から破傷風菌が侵入し、破傷風になる場合もあります。

 破傷風を防ぐにはどうすれば良いのか、佐々木医師は「ワクチン接種が最も大事」だと話しました。通常は多くの人が1歳頃までに破傷風の予防接種を受けているが、ワクチンの効果は長くて20年のため、それ以降はいつ発症してもおかしくないといいます。成人も10年に1度は破傷風のワクチンを接種した方が良い。秋津医師は「破傷風菌は酸素があると死んでしまう。入り口が小さくて深い傷の場合、奥の部分に酸素が入っていかないため、中で破傷風菌が増えていく」、石原先生は「昭和42年以前に生まれた人はワクチンを公費で打っていないため破傷風になりやすい」と話しました。ワクチンの費用は3,000~4,000円です。

謎の中毒症状 あなたの家にもある!原因は「?」

 2019年春、丸山京子さん(仮名・34歳)は買い物を終えて帰宅、部屋の空気を入れ替えようと窓を開けると、マンションの外壁が塗装中だったせいで強烈な刺激臭を嗅いでしまいました。丸山さんの趣味は料理で、休日の夜はネットでレシピを見ながら新たな料理に挑戦するのが楽しみでした。調味料は肉の臭みを消すためのナツメグと味付けにカレー粉を使用。付け合わせはマッシュポテト、生ハム、生マッシュルームを乗せた。お酒が好きな丸山さんは食事と一緒にワインを飲み、気付けばボトル1本飲み干していた。翌朝、洗面台へ行くと急にコップが2重に見え、その周りを何か小さいものが飛んでいるように見えた。そして浮遊感に襲われ、激しい吐き気を催した。その後、さらに症状は悪化し、手の震えと激しい寒気に襲われた。原因は分からなかったが、病院のベッドで安静にしていると症状は改善しました。

 一体何が原因だったのか、担当医師が中毒について調べていると「ナツメグ」に行き当たりました。川崎市立川崎病院の白川和宏医師によると、ナツメグは一度に大量に摂取することで中毒症状を引き起こすといいます。5g以上を一度に摂取すると嘔吐や震えなどの中毒症状を引き起こし、欧米では死亡例も報告されている。ナツメグ中毒は約8時間後に発症するため、原因が特定しにくい。白川医師は去年、救急外来でナツメグ中毒の患者を診察。その患者は夕食にナツメグを含んだ香辛料を一度に大量にふりかけたことで発症したといいます。ナツメグ中毒には治療法がなく、安静にして経過観察するしかない。秋津医師は「基本的にスパイスは毒性の強いもの。一般的なスパイスも大量に摂ると色々な症状が出る。少量使うと色々な効能がある」などと話しました。シナモンやターメリックなら肝障害、ローズマリーや八角は痙攣や昏睡、サフランやセージなら痙攣や意識障害を引き起こすといいます。

病気やケガの時 医師はこうする カゼ予防 お茶うがいをする?しない?

 カゼ予防に効果的とされる「お茶うがい」に効果はあるのでしょうか。上山博康医師は「新しいウイルスを入れないという意味でおすすめ」と話したが秋津医師は「お茶は沸騰したお湯で作っているためほぼ無菌で、カテキン成分には抗ウイルス作用がある」と話し、お茶うがいよりもお茶でうがいしてそのまま飲み、胃の中で殺菌する「飲みうがい」をおすすめしました。一方、奥仲哲弥医師は「ウイルスは喉頭・咽頭粘膜に20分以内に入ってしまう。20分に一度うがいが出来なければ意味がない」、南雲吉則医師は「うがいより手洗いの方が有効。咳をするなら肘を曲げて肘の内側ですることで、人に移さないようにすることが大切」などと話した。現役医師50人のアンケートの結果、お茶うがいについて「おすすめする」という回答が56%でした。カテキンの殺菌効果を理由にする医師が多かったという。一方でおすすめしない理由は、その効果を証明した研究がないためでした。

病気やケガの時 医師はこうする 鼻血どうやって止める?

 街の人が答えた鼻血の止め方は、ティッシュを鼻に詰めたり、鼻をつまんで上を向いたり、首の後ろを叩くなど様々でした。杉岡充爾医師によると鼻血を止める時には横になってはいけないらしく、座ると血流量が少なくなり横になった時より止まりやすいという。鼻をおさえる時は5分以上続けると良いが、途中で手を離さないことが大切です。また上山医師は上を向いて首を叩くと血が気道に入る恐れがあるため危険だという。秋津医師は鼻血がよく出る人の効果的な治療法として、耳鼻科で血管を焼いてしまう方法を紹介しました。

謎のアレルギー反応 呼吸困難!意外な原因は「?」

 2015年11月、日課の犬の散歩をしていた佐藤優さん(仮名・50歳)。寒い季節にも関わらず近所のため、つい軽装で出かけてしまったが愛犬と大好きな草むらの中で遊んだ。午後6時、夕食の準備に取り掛かったのは妻の由佳さん(仮名)。消費期限ギリギリの牛肉を使い、佐藤さんの大好物だというすき焼きを作った。牛肉にはきちんと火を通し、生タマゴを付けて食べた。午後10時、いつも通り入浴を済ませた佐藤さんは手作りの梅酒を飲みながら猫と遊んだ。するとその時、足に記憶のないほくろを見つけた。そのまま飲み続けた佐藤さんは、ほろ酔い気分でこたつで寝てしまった。午前1時、佐藤さんは足にかゆみを覚えると、かゆみは徐々に悪化し全身に広がり、じんましんで体が真っ赤になってしまった。佐藤さんはこの日食べた食材でアレルギーを起こしたことはなかったため、食材によるアレルギーとは考えにくい。その後、佐藤さんは激しい呼吸困難に陥り、意識不明になってしまいました。

 病院に搬送されると、医師からは動物アレルギーと診断されました。半信半疑ながらも治療を受けると症状が治まったため、その場は納得した佐藤さん。それ以来、念のため動物と距離をおいて生活するようになったが、その数日後に再びじんましんが全身に出来てしまいました。佐藤さんは原因を突き止めるべく、アレルギーに詳しい医師を訪ねて詳しい検査を受けることになりました。

 医師から「牛肉アレルギー」と診断された。原因はマダニに噛まれたことでした。島根大学医学部附属病院の千貫祐子医師によると、マダニの唾液の中にあるα-galが体内に侵入しアレルギーになるが、このα-galは牛肉の中にも存在するため牛肉を食べるとアレルギーを発症するといいます。牛肉アレルギーが発症すると、豚肉、イノシシ肉、羊肉、クジラ肉などにもアレルギーを起こすといいます。鶏肉なら問題ない。マダニはかゆみや痛みを感じさせない物質を口から出すため、噛まれてもほとんど気付くことがない。佐藤さんの足に出来ていた記憶にないほくろは、肌に噛み付いていたマダニでした。山や草むらに行く場合は露出の少ない服を着て、マダニが入ってこないように対策することが大切です。また草むらに入った後はすぐにシャワーを浴びれば、マダニを洗い流すことが出来ます。

 マダニに噛まれることで発症する恐れがある牛肉アレルギーだが、血液型によって発症リスクが異なるという。リスクが高いのはA型とO型で、B型とAB型は元々牛肉アレルギーの原因物質であるα-galに似た物質を持っているためアレルギーが起こりにくいが、A型とO型は似た物質を持っていないためアレルギーを起こしやすいという。中山久徳医師は「例外的に子持ちカレイにもα-galに似た物質が含まれている」と話ました。

内臓が破裂する?カゼではなかった!原因は「?」

 それまで病気知らずの中沢由紀さん(仮名・17歳)。発症1か月前、学校の帰り道に友達とタピオカドリンクを飲みながらおしゃべりをしていました。タピオカドリンクを友達と交換して飲んだ由紀さん。友達と分かれて午後6時に帰宅すると、虫に刺されたため市販の薬を塗りました。夕食の準備をしていた母を手伝うためカキの殻剥きをしていると、カキの殻で指を切ってしまったため水で傷口を洗った。夕食は手巻き寿司で、生ガキにはレモンをかけて食べた。甘エビは由紀さんが独り占めしました。

 1か月後の朝、体のだるさを覚えた由紀さん。熱を測ると38度4分、喉の痛みもあったため市販のカゼ薬を飲んで学校を休みました。しかし3日立っても熱は下がらず40度を超え、リンパ腺が腫れ上がり、激しい腹痛に襲われた。病院を受診しCTを撮ると、肝臓とひ臓が大きく腫れ上がっていました。そして全身の倦怠感から会話もままならなくなり、由紀さんはそのまま緊急入院しました。血液検査の結果「キス病」と診断された。正式名称は「伝染性単核球症」で、唾液を通じてEBウイルスに感染して発症する。EBウイルスは幼少期に感染するとほとんど症状は出ないが、思春期以降に初めて感染すると重症化しやすいという。由紀さんの場合、タピオカドリンクを交換して飲んだことですでにEBウイルスを持っていた友人の唾液から初感染しました。他にも箸、スプーン、フォークなどの使い回しも感染源となります。このキス病は、爆笑問題の田中裕二さんが2012年に発症しています。どこから感染したかは不明だという。重症化すると肝機能障害になる他、最悪の場合は死亡する。近年増えているというキス病患者、衛生習慣の変化により口移しをしない親が増えたため、キス病も増えているといいます。石原医師は「小さい頃からいろんな菌やウイルスに触れていた方が良い」と話しました。

ビタミンA・C・Eがたっぷり!裏ワザ調理法で美肌&免疫力UP

 血管の老化を予防し、免疫力をアップさせる芽キャベツは、キャベツと同じアブラナ科でも別の品種野菜のため、成長してもキャベツにはなりません。原産地はベルギーで日本には明治時代に入ってきたといわれています。管理栄養士の赤石定典先生によるとキャベツより芽キャベツの方が圧倒的に栄養価が高く、老化や動脈硬化を起こす活性酸素を除去する抗酸化ビタミンA・C・Eが特に多いといいます。地元の芽キャベツ農家のリーダーだという山本茂吉さんの畑を訪れました。芽キャベツは葉の下に隠れて実るため、収穫は機械ではなく手作業で行います。山本さん夫婦の血管年齢を測定したところ、63歳の茂吉さんの血管年齢は50歳、58歳の妻・みつ子さんの血管年齢は54歳でした。

 栄養成分を損しない芽キャベツの食べ方のポイントを紹介しました。1つ目は「茹でずに蒸して食べる」、茹でるとビタミンCが流れ出てしまうため、蒸すことによってビタミンCが流れ出るのを防ぐことが出来る。2つ目は「油で調理する」、ビタミンA・Eは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂ると吸収率が格段に上がる。3つ目は「お酢と一緒に摂る」、お酢は血糖値の上昇や血圧の上昇を抑えてくれるため、動脈硬化予防に効果的だといいます。

 芽キャベツのピクルスの作り方を紹介しました。酢を水で約2倍に薄め、塩、砂糖、鷹の爪を加えて加熱。芽キャベツは電子レンジ600Wで約1分加熱し、ミニトマトやパプリカと共にビンの中へ。そこに酢を加えて冷蔵庫で約2日保存します。

 芽キャベツの栄養を損しない調理法を紹介しました。芽キャベツにオリーブオイルを絡めて塩コショウで味を付け、オーブンで約8分焼くだけ。脂溶性のビタミンA・Eはオリーブオイルと一緒に摂ることで吸収率が上がり、焼く調理法のため水溶性のビタミンCも逃げ出さない。チーズをトッピングすればタンパク質も一緒に摂れます。姫野医師によると、芽キャベツはキャベジンという抗潰瘍作用のあるビタミンUが含まれている。またカリウムも多いため、血圧を下げる効果も期待出来ます。

誰でもかかる!失明の恐れがある病

 去年芸能生活55周年を迎えた小林幸子さんはこれまで病気知らずだったが、去年9月18日、右目の前に黒い影が見えるようになった。「飛蚊症」という蚊が飛んだような影が見える症状だという。一般的には目の老化によって引き起こされるもので、そのほとんどは治療をする必要がないと言われている。小林さんも右目の影はすぐに消えたため、その時点では特に気にしませんでした。しかしそのわずか2日後、黒い影の数は急激に増加。その翌日、眼科を訪れると医者からすぐに手術するよう告げられました。

 小林さんはこの時、失明の恐れのある危険な病気になっていた。失明する病気といえば緑内障や白内障だが、一般的に両方とも短期間では急激に悪化することはありません。小林さんが襲われたのは「網膜剥離」、眼球の内側にある網膜が何らかの原因で剥がれる病気で、痛みを伴わないことが多いため気付かぬまま進行し、最悪の場合はそのまま失明する恐れがある。ボクシングなど目に激しい衝撃を受けることで起こるイメージがあるが、網膜剥離はそれとは別の原因でなることが圧倒的に多い。実際に小林さんを診察した東京慈恵会医科大学附属病院の渡邉朗医師によると、網膜剥離の最も多い原因は「目の老化」。本来はゼリー状だという眼球の中の硝子体が目の老化で液体状になると、ふとした拍子に網膜が剥がれてしまうという。さらに若い人でも強い近視で眼球が伸びた状態になると網膜が弱くなり、破れて剥がれてしまうことがある。目の老化は人によっては20代から始まります。網膜剥離になった場合は手術が唯一の治療法だが、55年間の芸能生活で仕事を休まないことが誇りだった小林さんは、網膜剥離を患いながらも番組に出演しました。しかし番組出演後、視野が欠けてきたため再び病院を訪れ手術を受けることになりました。手術は無事に成功し、ギリギリのところで失明の危機を脱しました。平松類医師によると、一般的に緑内障、白内障、加齢黄斑変性などはゆっくり進行する一方、網膜剥離は数週間や数日単位で重症化していく。しかし網膜剥離は気付くのが遅れるケースが多い。また片方の目の視野が欠けていてももう片方の目が見えない部分を補うため、自分が網膜剥離だと気付かない患者が多いといいます。

 網膜剥離のチェック法を紹介しました。カレンダーから50cmほど離れ、片目を隠した状態でカレンダーの中心を見ます。目線は動かさず、見つめた時に文字の欠けや影をチェックします。網膜剥離は進行が早いため、普段から習慣的にチェックを行うと良いでしょう。

1週間で2kgを減らす裏ワザ 太りにくい糖質&普段の歩きを工夫

 1週間で正月太りの2kgをリセットする方法を紹介しました。1つ目は「太りにくい糖質を食べる」、炊いたご飯を一度冷蔵したものを食べると良いでしょう。ご飯を冷やすことで出来る「レジスタントスターチ」が太りにくい質の良い糖質だといいます。レジスタントスターチは胃や小腸で消化・吸収されず大腸まで運ばれ、そこで食物繊維と同じような働きをして腸内環境を改善します。また血糖値の急激な上昇も抑えるため、太りにくい糖質といえます。急激に冷やすより、ゆっくりと4℃まで落とすことがポイントです。温め直すとレジスタントスターチがもとに戻ってしまうため、冬なら朝弁当を作り昼に食べればOKです。

 カボチャにある食材を加えれば、冷やしてから温め直してもレジスタントスターチの効果が持続出来る食材は「オリーブオイル」。オリーブオイルにはカボチャのデンプンの結合を強める働きがあるため、カボチャをオリーブオイルで焼いてから冷やすだけで少々加熱しても壊れない硬い結合のレジスタントスターチが出来ます。正月太りの多くは、水分が体に溜まっている水分不足です。ダラダラ食べすぎることで水分過多になり、体がむくんだ状態になっているという。そこでダイエットカウンセラーの伊達友美先生は、朝食を水分を体外に排出するカリウムが含まれている豆乳に置き換えることをアドバイスしました。1品目は「かぼちゃの肉巻き」、これはオリーブオイルで炒めたものです。伊達先生のポイントは肉巻きを撒いて食べごたえのある料理をメインに持ってくるとのことなど。2品目は「かぼちゃのポタージュスープ」、ポイントは腸内環境を改善する効果が期待出来ます。

 正月太りは動かずに食べすぎるのが原因。教えてくれるのは谷本道哉准教授。日常の動きをテキパキとして運動にバージョンアップします。朝出かける前に行うと姿勢が良くなり関節の可動域が増えるといいます。「ネコの伸びポーズ」は、壁に手をつき顔を上げて背中を反らして壁に向かって体重をかけます。肩周りがほぐれて背筋が伸び姿勢が改善し歩く時に自然と手が振れるようになるといいます。肩甲骨を上に移動させると簡単に背中を反らせて伸ばすことが出来ます。1日1回出かける前に10秒程度でOKといいます。「股関節ほぐし」は、壁に手を置いてバランスを取り、大きく前後に足を振って股関節をほぐします。腕を逆方向に振るとより効果的に足を振ることが出来ます。ネコの伸びポーズを出かける前に10秒、股関節ほぐしを出かける前に両足5往復ずつです。