バイキング 「ごはんを抜いてダイエットに成功した人はいるのか?」【4月14日放送】

参考:04月14日(木)11時55分~13時45分/フジテレビ

水溶性も難水溶性もある糖質、食物繊維という糖質、炭水化物を控えるダイエット法が注目される中、「炭水化物が人類を滅ぼす」という本が発売され、この本は20万部のベストセラーとなりました。今回は炭水化物を食べなくていいと言う著者の夏井睦先生と、大盛りのごはんでも痩せることができると語る管理栄養士の伊達友美先生がスタジオで生討論します。 糖質制限ダイエットは本当に痩せる?  夏井睦先生は、糖質(炭水化物)はダイエットの天敵と指摘し、「単純にですね、太る原因は糖質だけなんですよ。ですから、それだけ食べなければ痩せる。当たり前ですね」とコメントしました。炭水化物全体の中に血糖値を上げる食べ物があって、それを糖質と呼びます。これは砂糖とかの糖とデンプンなど。それ以外にも人間が消化できないものを食物繊維と言い、それを合わせたものを炭水化物と言います。糖質を摂取することで血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌されます。余分な糖質を脂肪として蓄え、その結果太る仕組みになっています。米・パン・麺類・天ぷら・フルーツなどは炭水化物を多く含むため、これらはダイエットに適さないと先生は指摘しました。 ご飯否定派vsご飯肯定派 専門家が直接生対決!  続いては管理栄養士の伊達友美先生が解説。伊達先生は糖質(炭水化物)はダイエットに絶対必要と指摘します。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルという五大栄養素があるが、これはどれか1つ欠けてしまっても全体のバランスが崩れてしまうため、バランスよく摂取することが大事です。糖質を制限すると栄養素が片寄り、代謝が悪くなってしまい、体脂肪が燃えにくくなるため、その結果太ってしまいます。伊達先生は、ご飯はインスリンの分泌量が少なく、植物性たんぱく質を含んでいて、腸内環境が良くなるため、ダイエットに最適な食事だと指摘しました。  街の人にインタビューを行ったところ、糖質制限ダイエットの驚異的な成功体験が続々と紹介されました。ライザップの糖質制限食も監修する管理栄養士の大柳珠美さんは「主食を抜いてタンパク質と食物繊維を摂っている。ダイエット期間中だけは三食主食抜きというのが基本」とコメント。一方、ハーバード大学の元准教授で麻布医院の院長である高橋弘先生は「糖質を食べても痩せることができる。野菜、タンパク質、ごはんの順に食べると血糖値が上がらないので健康に痩せることができます」とコメントしました。  伊達先生は、糖質制限ダイエットはリバウンドしやすいと指摘します。糖質制限ダイエットでどのような結果が得られたかというアンケートを行ったところ、47.3%の方が「短期的に効果はあったがリバウンドした」と回答しました。また、「効果がなく、かえって体重が増えた」と言う人は5.1%に上り、約半数の方が効果を実感できていない状況にあります。  伊達先生は「糖質制限ダイエットをすると水分が一時的に抜けるので、体重の減りが最初早いんですね」とコメントしました。一方、夏井先生はご飯1杯には角砂糖14個分の糖質があると反論しました。これに対し、伊達先生は「そもそもご飯と角砂糖を同じと考える事は栄養学的にナンセンスだと思います」とコメントしました。 糖質制限ダイエットは体調不良になりやすい!?  糖質制限ダイエットの助成実践者315名に調査を行ったところ、「ある」と答えた人が50.5%、「ない」と答えた人が49.5%でした。どのような体調変化があったか集計をとったところ「集中力がなくなった」が32.1%、「頭がぼーっとする」が30.2%、「イライラしやすくなった」が26.4%、「便秘気味になった」、「副作用はなかった」が17.0%、「肌がボロボロになった」が15.7%でした。  糖質制限ダイエットを行ったところ、集中力がなくなったと話す薬丸裕英に対して夏井睦医師は「食後の眠気がなくなった人が9割、集中力が増した人が9割」と反論しました。伊達友美管理栄養士は「適度に摂ればいいんだと思う。プチ制限なら補えるかもしれない。でも0にしてしまうと他のものの機能が落ちちゃうんです。代謝自体が落ちるからお肌とか筋肉とか色んなものを分解しはじめたり、腸内環境の善玉菌の餌がなくなるとアンケートみたいな結果になる」と話しました。  夏井睦医師の持論は「糖質は食事で摂取する必要がない!」。糖質を摂取しなくても肝臓でブドウ糖を作る「糖新生」と脂肪を分解して出来る成分で代用する「ケトン体」を持っているというもの。夏井医師は「脳はブドウ糖を使うんですよ。夜寝ている時もブドウ糖を消費しちゃう、夜寝ている時に血糖が低くなると糖新生が働く。肝臓の中のタンパク質をブドウ糖に変える機能を生き物は全部持っている。肝臓にタンパク質があればいつでも作ってくれる。しかも血糖とよく言いますけど成人1人の血液と言うと4.2リットル。血液があるから中のやつを集めると4グラムなんです。角砂糖1個分。それしか必要ないんですよ」と説明しました。  これに対して伊達友美管理栄養士は「非常持出袋に入っている乾パン。ずっと非常事態で乾パンだけ食べていけるかっていうのが私の疑問」と反論しました。  伊達友美管理栄養士の持論は「糖質は国が認める必要な栄養素!」。厚生労働省から出ている食事摂取基準を図にした食事バランスガイドを紹介。主食に関して「ごはん(中盛り)だったら4杯程度」という基準について伊達管理栄養士は「昭和20年に比べて今は半分以下なんですよ。糖尿病も肥満もそれに逆らって増えているんですよ。ご飯を食べなくなったから日本人は太り始めたとしか思えない」と話しました。  夏井睦医師は厚生労働省と農水省が昭和40年代に「あなたは何を食べていますか?」という調査を行ったところ、このデータの平均値が食事バランスガイドと同じ事を指摘しました。 夏井先生・伊達先生の食事  夏井先生と伊達先生の食事を取材しました。練馬光が丘病院で夏井睦医師は時間がないため外来の診察室で食事を行うといいます。ゆで卵1つと6Pチーズが1つとミックスナッツを机の引き出しに忍ばせており、「糖質制限していると空腹感がほとんどないんですよ。空腹っていうのは糖質を食べる人に特有の症状」と話し、ナッツが多い事を聞かれると「この中のせいぜい5~6粒ぐらい」と話しました。  伊達友美管理栄養士の食事はコンビニの「幕の内弁当」。しかしこれだけでは栄養素は不十分なので味噌汁でカルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルを補給し、ゆで卵でたんぱく質を補うという。更にコンビニ弁当はご飯の量が少ないためおにぎりをプラスしていました。  夏井先生の夕食はタラキッチンというインド料理店で行われました。インド人シェフによる本格料理が味わえる店で、タンドリーチキン、ゴーヤチャンプルー、サラダをチョイス。カレーやナンは炭水化物なので食べないといいます。  一方、伊達先生の夕食はごはん食べる派と食べない派両方から支持されるファミレス。両方から支持される理由はメニューが豊富で細かいカスタマイズが可能なところ。伊達先生はオムライス ビーフシチューソース、ドリンクサラダセット、2種のソーセージグリルをチョイスしました。  伊達友美先生は「夜に一番美味しいものを今日一日頑張ったなっておいしいご飯と一緒におかずを食べたい。そうじゃないと代謝が上がらない」と話し、坂上忍から食に興味がないと言われた夏井睦医師は「食べるのは好きですよ、カレー屋さんも美味しいから行ってる」と話しました。  糖質制限ダイエットは本当に痩せるかどうか。REINAの餃子メインの食事は夏井は30点だと言います。糖質量が多すぎると話しました。伊達は65点と話し1日1食は体質に合えば問題ないとし逆に糖質不足と話しました。  小林麻耶は朝食はしっかり、昼は菓子、夜はロケ弁。夏井は40点。朝はOK、昼と夕食がいけないと話しました。伊達は70点。果物や野菜でビタミン・ミネラルを補給する必要があるとしました。  坂上の食事を公開。朝はしっかり、昼はおにぎり一個。夜は豊富のメニューにしました。夏井は80点。伊達は90点と高得点を出しました。夏井は糖質制限ダイエット推進、伊達は糖質はダイエットに必要派。スタジオで判定の結果、伊達派に偏りました。
Dr.堤より 毎日の食事で、調理法によった、気づかない糖質の摂取がある。しかも、糖質も、水溶性や難水溶性、不水溶性とあり、調理法でも変化する。食事の食べる順番でも、その食材の腸内での効果も変化する。 総論で、やはり普段よりは、少なめの炭水化物、特に、消化吸収のよい、粉物は、少量に抑える方がいいかな。 ケトン体質にするべきか?