Lesson181


海水浴海岸の禁煙は8割が賛成


海水浴場禁煙化 8割が肯定的
神奈川県が条例アンケート

 県は21日、海水浴場を原則禁煙とする条例(5月施行)について、今夏の海水浴場利用者らに実施したアンケート結果を発表した。条例について「適切」「もっと進めるべきだ」との回答が合わせて8割を超え、多数の理解を得ていることがうかがえる。
対象は、県内27カ所の海水浴場の利用者3575人のほか、海の家事業者28人、ライフセーバー82人。

 喫煙場所以外を禁煙とした新ルールについて、「適切で良い取り組み」と答えたのは利用者2037人で、事業者は14人、ライフセーバーは43人。「もっと進めるべきだ」は利用者898人、事業者11人、ライフセーバー28人で、計3031人(82%)が肯定的に受け止めていた。「もっと緩やかな取り組みとすべきだ」は計376人(10%)にとどまった。

  認知状況は、利用者の63・2%が「来る前から知っていた」と回答。事業者の85・7%とライフセーバーの53・7%が「(新ルールが)守られている」と答えた。【杉埜水脈】

(2010年9月22日 提供:毎日新聞社)