1.健康と水「水素が抜けない水素水」
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地球上のすべての動植物が元気に生活するために欠かせない生命エネルギーはATP(アデノシン三リン酸)という物質です。ATPは、体内の細胞の中にあるミトコンドリアという生命エネルギーの製造工場で常に作られています。ただ、年齢を重ねていくと体内の細胞が減少しミトコンドリアの数が減少します。エネルギーの製造工場が減ってしまうので、生命エネルギーのATP自体も少なくなってしまい、老化と共に体力が低下してくるのです。
そこでマイナス水素イオンが大活躍します。マイナス水素イオンはミトコンドリアをより活発にし、ATPをより活発に機能させるので、たとえ老化によってミトコンドリアが減少しても、それを補えるほどの生命エネルギーを作ることができるようになると言われています。生命エネルギーが効率的に作られると、疲れや老化の改善、運動能力が向上します。また、代謝が促進されるので、ダイエットにも効果的と言えます。
切ったリンゴの切口が変色したり、釘に錆が生じるのは空気中の酸素に触れてリンゴや釘が酸化したからです。ヒトの体もリンゴや釘と同じように酸素を体内に取り入れることで酸化しています。体内に取り入れられた酸素の約1〜2%は活性酸素という物質に変化してしまいます。
活性酸素は、本来は体内に侵入してきたウィルスや病原菌を撃退してくれる、とても大切な防御システムです。しかし、いろいろな要因により過剰に発生すると悪玉活性酸素に変化し正常な細胞にまで攻撃し始め、次々に酸化させてしまうのです。細胞が酸化してしまうと、「がん」「動脈硬化」「心筋梗塞」などの病気を引き起こしたり老化の原因にもなります。
この過剰に発生した活性酸素に対抗するシステムを抗酸化システムと言います。抗酸化システムには、体内で作られる抗酸化酵素と体外から採り入れられる抗酸化物質とがあります。抗酸化酵素は活性酸素と結びついて、害のない物質に変化させる働きがあります。しかし、悪玉活性酸素全てを消せるわけではありません。また年齢を重ねていくと、体内で酵素を作る能力が徐々に低下してしまいます。そのために、体外から抗酸化物質を取り入れることが大切なのです。
体外から取り入れる抗酸化物質としてビタミンC、ビタミンEなどが有名ですが、ビタミンCなどは、悪玉・善玉を区別することができずに、全ての活性酸素を除去してしまいます。さらに悪いことに、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質は活性酸素を除去したあとは自らが酸化されてしまいます。酸化されたビタミンは周囲を次々に攻撃し、返って酸化させる危険があります。
そこで水素が大活躍します。水素は悪玉の活性酸素に対してのみ働きかけ、無害な水に変化して尿となって体外に排出されます。また同時に、酸化した他の抗酸化物質を元に戻すことが出来ると言われています。つまり水素は、水素自身が悪玉活性酸素を消すだけでなく、体内の抗酸化物質をリサイクルして生命力や免疫力を高めることができる画期的な物質なのです。
昔から、病気を治す奇跡の水といわれて来たルルドの泉の水。この泉の水にはマイナス水素イオンが微量に含まれているといわれています。