インフルエンザがピーク、大人の患者が半数
 

 人混みに入る、通勤、通学などには、N100マスクの着用が効果的です。WFではショウガ成分の抗ウイールス効果で、診療前にジンジャーシロップでのウガイで予防効果をあげています。

 厚生労働省は1日、この冬のインフルエンザの流行が最盛期に入ったと発表した。

 1月21-27日の週に全国約5000の医療機関から報告された患者数は、前週の1医療機関あたり22・58人から36・44人、推定患者は前週の約1・5倍の約214万人になった。

 同省によると、今季の患者数や流行の規模は平年並みで、小中学校など5107施設で学級閉鎖などが出ているという。ウイルスは昨季に続いてA香港型が最も多く検出されている。

 都道府県別の患者数は、新潟53・81人、千葉53・22人、長崎50・91人など。今季の流行は北関東から始まり、関東、中部、九州に拡大。近畿、中国はこれからさらに患者が増えるとみられ、特に注意が必要だ。

 国立感染症研究所の安井良則主任研究官は「20歳以上が半数を占め、大人の患者が多いのが今季の特徴。高齢者の入院も多い」と分析し、「手洗いやマスク着用の徹底のほか、家族で同じタオルを使わないといった工夫も効果的だ」と話している。

2013年2月2日 提供:読売新聞