FTS ダニ感染症感染「治療中に確認」 鹿児島大病院
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SFTS:ダニ感染症感染「治療中に確認」−−鹿児島大病院
ダニが媒介する新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で死亡した鹿児島県内の女性について、治療に当たった鹿児島大学病院(鹿児島市)が9日記者会見し、女性を治療中にSFTS発症を確認していたことを明らかにした。治療途中のSFTSウイルス感染判明は全国初という。同病院は「早期の診断だったが、重篤化を防げなかった」と治療の厳しさを強調した。
国内では鹿児島県の女性を含め、10人の感染例があり、6人が死亡。鹿児島県の女性以外の9人は死亡後か回復後にSFTSと診断されていた。
同病院によると、亡くなった女性は80代。3月18日、太ももにダニが付着し、自分で取り除いたが、同24〜26日に発熱や腹痛を訴えた。検査でSFTSウイルスの陽性反応が出たため、同病院に移送された。【津島史人】
SFTS 佐賀の男性、マダニ感染死
SFTS:佐賀の男性、マダニ感染死
佐賀県は10日、県北部の60代の農業男性がマダニの媒介による新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)に感染し、昨年6月に死亡していたと発表した。県内の感染は2人目だが、亡くなったのは初めて。厚生労働省によると、国内での死亡確認は7人目。