【台北共同】3日付の台湾の夕刊紙、聯合晩報は、東京電力福島第1原発の汚染水漏れの拡大を受け、マグロやサンマなどの回遊魚のほか、日本産ホタテなどの海産物の摂取をできるだけ控えるよう市民に呼び掛ける地元医師の話を伝えた。日本政府による3日の総合的対策の決定とともに1面トップで報じた。
台湾の港に陸揚げされる魚介類の汚染について、台湾政府はサンマ以外の検査を実施していない。このため医師は、台湾当局による検査の強化も求めた。
2013年9月4日 提供:共同通信社