東京大医科学研究所病院と札幌医大病院は2日、再発した進行性の膵臓(すいぞう)がん患者に対する新しいがんペプチドワクチンの治験を始めたと発表した。予定症例は71人を目指し、参加者を募集している。
がんペプチドワクチンは、がん細胞の表面に現れるペプチドと呼ばれる突起を患者に投与し、免疫力を高め、がん細胞を殺す治療。詳しい条件など問い合わせは、東京大医科学研究所病院臨床試験管理推進室(03・5449・5462)か、札幌医大病理学第1講座(代表011・611・2111)まで。
2013年12月3日 提供:毎日新聞社