小児のカフェイン摂取で警鐘 【米国小児科学会】
調査結果から摂取源がエネルギー飲料やコーヒーに
米国小児科学会(AAP)は2月10日、小児のカフェイン摂取源が多様化しているという調査結果を紹介した。Pediatrics誌3月号(2月10日オンライン版公開)に掲載。
研究者は、1999-2010年のNHANESから小児および青少年の食事データを調査。任意の日にカフェインを摂取していた小児は73%であるという結果が出た。調査によると、小児および青少年のカフェイン摂取量自体は増加していないが、エネルギー飲料やコーヒーの摂取が増えていることが分かった。
AAPは、小児および青少年には刺激物を含むエネルギー飲料は不要であるとの立場を取っている。今回の研究は、小児および青少年がエネルギー飲料やコーヒーによってカフェインを摂取するケースが増えていることについて警鐘を鳴らすもの。研究著者は、今回の研究が、小児および青少年のカフェイン摂取の動向を監視していくためのさらなる研究のベースラインとなると結論づけている。
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