食物アレルギー報告書要旨 (文部科学省有識者会議)


お口のなかで溶け出ている歯科用金属合金のアレルギー性や、毒性も計ってほしいね。
放射能の体内被曝より怖い、常に口の中にあるのだから・・・・・・・
その微量な蓄積が不定愁訴に・・・・

 学校給食の食物アレルギーに関する文部科学省有識者会議の報告書要旨は次の通り。

 一、食物アレルギーは(じんましんや呼吸困難などが同時に起きる)アナフィラキシーのリスクがあり、生命に関わる重篤な状態になり得る。

 一、アレルギーなのに医師の診療を受けていないケースや、逆にアレルギーでないのに給食対応をしている例があると考えられる。本当に対応が必要な児童・生徒に対する注意が行き届かなくなる懸念。

 一、児童・生徒の状態について医師の診断を踏まえて正確に把握する。緊急時は、特定の教職員だけでなく誰もが(症状を緩和する)自己注射薬の使用を含む対応ができるようにする。

 【文部科学省が取り組むべきこと】

 一、「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」に準じたより分かりやすい資料や、学校や調理場での対応に当たっての基本的考え方や留意事項を示した指針を作成。

 一、アレルギー対策の普及啓発講習会を充実。医療関係者らとの連携を支援。

 【教育委員会が取り組むべきこと】

 一、定期的に医療関係者、消防機関などと協議の場を設ける。

 一、学校での対応について、調理場などの施設整備や人員配置を踏まえ、一定の方針を示す。

 一、全教職員がアレルギー対応について学ぶ機会を提供。

 【学校や調理場で取り組むべきこと】

 一、医師の診断による「学校生活管理指導表」の提出を必須とし、これに基づく対応を徹底。

一、アレルギー対応を踏まえた献立作成。献立作成から配膳までの各段階で複数の目によるチェック。

 一、個別対応プランの作成や、症状の重い児童・生徒に対する支援の重点化。

 一、不安を抱える保護者には、専門の医療機関の情報提供。

 一、緊急時の各自の役割分担を明確にし、マニュアルを整備。教職員誰もが自己注射薬を扱えるようになることを目指し研修実施。


2014年3月11日 提供:共同通信社