| 純愛で泣く | 
                         
                          |  | 佐野洋子「100万回生きたねこ」(講談社) 100万回生きたネコが白いめすネコと出会って初めて愛を知る
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                          |  | クァク・ジェヨン「ラブストーリー」(日本テレビ放送網) 内気な女子大生が35年前の母の日記や手紙を見つけ、母のかなわなかった初恋物語に助けられる
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                          | 友情で泣く | 
                         
                          |  | ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 「たったひとつの冴えたやりかた」(ハヤカワ文庫SF)
 宇宙に飛び出した16歳の少女とその頭の中に住みついたエイリアンの友情物語。
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                          |  | 小川洋子「博士の愛した数式」(新潮社) 80分しか記憶を持てずに、数字にしか興味がない「博士」がその家政婦の息子との交流で心を開いていく物語
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                          | 時のはかなさで泣く | 
                         
                          |  | ケン・グルムウッド「リプレイ」(新潮文庫) 43歳になると死亡し、18歳に逆戻りするという人生を繰り返す男性の物語
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                          |  | フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」(岩波少年文庫) 少年トムが不思議な庭で出会った少女は自分より早く年齢を重ねて、おばあさんになる
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                          | 戦争物語で泣く | 
                         
                          |  | カート・ヴォネガット「母なる夜」(白水Uブックス) 歴史に翻弄される一人の男の人生を通して第二次世界大戦の中の世界を描く
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                          |  | 土家由岐雄「かわいそうなぞう」(金の星社) 戦争で殺されるゾウの物語を描いた絵本
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                          | 闘病物語で泣く | 
                         
                          |  | 帚木蓬生「閉鎖病棟」(新潮文庫) 精神科病棟で繰り広げられる患者たちのストーリー
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                          |  | 大崎善生「聖の青春」(講談社文庫) 腎臓病と闘い、29年間の短い生涯を駆け抜けた将棋棋士・村山聖の物語
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                          | ※堀越英美さんによるリスト |