糖尿病、がんのリスク
糖尿病の患者は人種や民族を問わず、がんにかかったり、がんで死亡する危険性が10%以上高く、日本人を含む東アジア人では死亡のリスクが32%も高いことを、国立国際医療研究センター(東京)のグループが突き止めた。
1960年代以降の世界の論文をもとに、男女約25万7000人分のデータを解析。糖尿病患者は糖尿病でない人に比べ、何らかのがんにかかる率は11%、がんが原因で死亡する率は16%高かった。
2011.1.18 記事提供:読売新聞