原発・放射性物質への対策
                                              | 放射性微粒子を吸い込まないようにする生活です。肌にもつかない様にする。
 自分の周囲、室内生活圈に散乱させないことです。
 外出にN100のマスクとゴーグルは必須です。
 
とりあえず、外出では肌を露出しない。帽子とゴーグル型のメガネ、
とN100レベルのマスクをして、手袋。
 雨に当たらない。
 
 ハウスやさい以外は食べない。
 海外のペットボトルの水を飲む、食物の産地に注意する。
 
 外出から帰ったら、うがいと手洗い、身体をお風呂場でシャワーする。
 毎日外出した時の服は洗濯して、洗う。
                                                      
                                                      室内に入ったら、服は玄関で脱いで、室内に持ち込まない。
 
 玄関と室内にはドアが有れば、必ず締めて置き、同時に開けない。
 換気扇は回さない。
                                                      
                                                      
                                                窓を開けない。
 空気清浄機を一部屋ごとに置く。特に玄関と台所には強力なものを
                                                      
                                                使わない窓は、シールして空気の漏れを無くす。
 開閉窓、玄関など、のシールをしっかりして、密閉度を良くする。
 
 
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   ★とりあえず、何をすればいいのか?
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> −原発の周囲10キロ圏内
>   ・避難指示に従って、速やかな避難をします。
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> −原発の周囲30キロ圏内(福島県東部)
>   ・できるだけ外出は避け、窓などを閉め切った屋内にとどまり、すぐに避難が行えるように、身の回りのものをまとめて、ニュース番組などで情報を収集します。
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>   −原発の周囲100キロ圏内(福島県全域、および県境に接する近隣)
>   ・現在のところ上記と同様です。原発の風下に当たる地域になるほど、外出はできるだけ控えた方がよいです。
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>   −それよりも離れた地域
> ・原発の状況が落ち着くまでは、すぐに情報がチェックできるようにしておいてください。
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■避難する際に気をつけること
>   人体に悪影響を及ぼす放射線を放出する、「放射性物質(原発から放出されるもの)」は、体外に付着した際には洗い流すことができますが、体内に入ると取り出すことが容易にはできなくなります。
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>   体内に入った「放射性物質」は、放射線を体内から放出し、細胞のガン化などの影響を及ぼします。この体内被曝を避けることが、避難の際には重要です。
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>   ・避難をする際は、できる限り肌の露出を避けて、マスクをし(なければタオルを口に当て)てください。
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>   ・原発周辺(具体的には避難区域内の)外気と触れていた食べ物、水は、摂取しないようにしてください。ペットボトルの水、包装されていた食べ物は大丈夫です。
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>   ・避難をする際には、風向きを確認しながら、原発の風上に避難してください。日本の場合季節風の影響で、基本的には南西へ逃げることになります。
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   ★原発で事故が起こるとどうなるのか?
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> −原発って、そもそもなに?
>   当たり前ですが、原発は、発電所です。発電所で電気を作るのにはいろいろな方法がありますが、一番多いのが、何かの力で発電機を回す、という方法です。
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>   自転車のライトは、人間がタイヤを回すことで、発電機が回って明るくなりますが、何を使って発電機を回すかによって、種類が分けられています。
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>    ・水で発電機を回せば水力発電
>  ・風で回せば風力発電
>    ・石油・石炭・LNGを使ってお湯を沸かし、その蒸気で回せば火力発電
>    ・そして、核燃料(ウランやプルトニウム)によってお湯を沸かし、
>     その蒸気で発電機を回すのが原子力発電です。
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> −原発って、何が問題なの?
>   火力発電所で、石油や石炭やLNGを燃やすと、二酸化炭素や窒素酸化物が排出されます(いわゆる、温室効果ガスというやつです)。一方原発の場合、核燃料を燃やしても(正しくは核分裂反応)二酸化炭素などは排出されないため、地球に優しいとされています。
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>   が、問題なのは、二酸化炭素などは一切出さない代わりに、「高レベル放射性廃棄物(いわゆる死の灰)」と呼ばれる、燃え残り(正しくは放射性物質)を生成してしまい、これが環境や人体にとって有害であるという点です。
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>   また、火力発電所では、火を消せば発電所は静かになりますが、原発の場合、一度でも火を付けた(ただしくは臨界状態になった)原発は、反応を停止させても、核分裂反応に伴って熱を出し続けてしまい、常に冷却をし続けなければ、自分の熱で燃料が溶けてしまう(=炉心溶融)ことも問題です。
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>   そして現在、福島第1原発では、この反応を止めた核燃料を冷やし続けることができなくなっており、一部分が溶け始めている、という報道がなされています。
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>   −放射能ってなに?さわったら死ぬの?
> 言葉が複雑ですので、簡潔に並べます。
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>   「放射性物質」…原発の燃料(ウランやプルトニウムなど)や、その使用済み燃料(セシウム、ストロンチウムなど)といった、放射能をもつ物質のこと
                                                >
>   「放射能」…放射線を放出するための能力のこと
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>   「放射線」…X線やガンマ線、中性子線といった電磁波や粒子線のこと
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>   わかりやすくするため、これを「ホタル」で表すと、「放射性物質=ホタル」、「放射能=おしりを光らせる力」、「放射線=光」となります。
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>   現在原発から微量に漏れ出しているのが「放射性物質」そのものや、それを含む水蒸気であり、これ自体は人体に悪影響を及ぼしませんが、放射性物質から出てくる「放射線」が人体を傷つけます。
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>   −今、いったい何が起こっているの?
>   前述の通り、原発は、たとえ点検中などで停止させていても、核燃料自体の発熱を止めることができないため、常に冷却をし続ける必要があります。
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>   しかし今回の地震で、原発への送電が止まり(発電所なのに…)、非常用の発電機も動かず、この冷却をするための装置が停止してしまい、そのまま放置すると核燃料が熱で溶けてしまうため、現在様々な処置がなされています。
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>   核燃料が格納されている原子炉は、たとえるならば巨大な圧力鍋のようなもので、超高圧状態を保つことで、水蒸気を高温に保持し、効率のよい発電を行っています。しかし冷却がされなければ、圧力が高まりすぎて炉心が爆発するか、溶けた燃料が炉心すら溶かし、外部の水と接触して水蒸気爆発を起こしてしまいます。
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>   すると、外部に放射性廃棄物がまき散らされることになり、深刻な事態となりいます。そのため現在、燃料を冷却すること、炉心の圧力を下げること、これを目的に作業が行われています。
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