リウマチ薬「シンポニー」に改めて注意喚起--厚労省

 厚生労働省は8月28日、「医薬品・医療機器等安全性情報」304号を公表。今年7月9日に使用上の注意改訂を指示したヤンセンファーマの関節リウマチ薬「シンポニー皮下注50mgシリンジ」(一般名=ゴリムマブ〈遺伝子組換え〉)について改めて注意喚起を行った。

 「シンポニー」は、11年9月の販売開始から13年5月にかけて、因果関係が否定できない副作用症例として、間質性肺炎関連症が8例(死亡例なし)報告された。そのため厚労省は7月9日に使用上の注意改訂を指示。[副作用(重大な副作用)]に、「間質性肺炎」を追加していた。企業推計によると12年5月から13年4月までの使用者数は約13700人。


                          


2013年9月12日 提供:薬事ニュース