2017年12月1日号 マイタウン掲載 |
37年間続けてきた予防歯科という処方D |
虫歯治療を行って、治療後の評価をする時、3ミクロン糸のYホルダフロスでのケアが非常に有効です。修復の精密な適合があれば、接着強度も強く、脱離や内部虫歯が起きにくいのです。10ミクロンレベル以上の段差や隙間の不適な部分があると、毎日の食事や運動で咬合圧を受けた時、熱いもの冷たいものを食べた時の温度変化で膨張収縮を繰り返す時、歯質と修復した材料の収縮率の差で接着界は動き、地震の断層のようにずれて、接着は剥がれていくのです。この不適合な修復だと接着崩壊が早く進み、数年後の二次虫歯の発生や、修復物の脱離や詰め物周囲の歯質の破損を生んでいます。
保険歯科治療での修復の場合、この精度が50〜100ミクロン程度の誤差・段差があることが多いのです。コンビニで買えるクリニカYホルダフロスでフックしてシャリシャリしたら、不適な修復で二次虫歯になりやすいのです。奥歯がシャリシャリと引っ掛かっていませんか?
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2017年11月1日号 マイタウン掲載 |
37年間続けてきた予防歯科という処方C |
全国のコンビニでもクリニカYホルダフロスが買えるようになりました。他のフロスは糸が撚ってあって太さがあり、縄のようで歯間接触点を通過させる時にきつくて通しにくいし、指に巻いて使うので唾液で指が汚れ、歯周病の好発部位である奥歯のお手入れで、歯間隣接面の隅角面を丁寧にこするのが難しく適当にしかできない。比べてクリニカYホルダフロスは、3ミクロンという非常に細い強い糸200本以上を、撚ることなく束ねただけ。ゆるく張ってあるので、歯間接触点で押し付けるとテープ状に広がり無理なく通せる。35年前からYホルダフロスをおすすめしている私も使ってきました。お口のお手入れでは、奥歯の隣接面の接触点を通過させて、毎食後に奇麗にすることがとても重要です。特に食後すぐ、菌増殖が進む前、腐敗発酵が進む前に早めに行うことが重要!口臭予防にも食後3分以内のクリニカYホルダフロスが重要です。
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2017年9月1日号 マイタウン掲載 |
37年間続けてきた予防歯科という処方B |
全国のコンビニでもクリニカYホルダフロスが買えるようになった。他のフロスと違い、機能が優れて誰でも効果的に使えるのがいい。しかも原型のウルトラフロスは、なんと30年以上も前からこのデザイン!少なくとも35年前から、このフロスをすすめている私も使っています。お口のお手入れでは、奥歯の隣接面の接触点を通過させて、毎食後に綺麗にすることが、とても重要です。特に食後すぐ菌増殖が進む前、腐敗発酵が進む前に早めに行うことが重要!同じフロスでもクリニカYホルダフロスは、普通のフロス糸と違い撚った太さのある糸でなく、3ミクロン糸を束のまま、テープ状に広がることで、無理に押し込まなくても、ワックス糸でなくて、するっと接触点を綺麗に擦れる。アカスリで背中を擦るのに、タオルでこするから簡単で、ロープで擦ると時間がかかり満遍なく綺麗にするは難しい。口臭予防にも食後3分のクリニカYフロスが重要。
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2017年8月合併号 マイタウン掲載 |
37年間続けてきた予防歯科という処方A |
去年から、手軽にクリニカホルダフロスが買えるようになり、ビッグヘッド歯ブラシ超極細も売れています。予防歯科を標榜し、口の手入れを指導するクリニックも多くなりました。現状の歯科問題は、0歳児から始まる歯並びに影響する食育、母親や父親の口の衛生管理が重要です。未だに1日2回程度の口の手入れをする人が多い。手入れの基本はタイミングで決まり、使ったらケアする。トイレ使用後はすぐに水を流すから、たわしでこすらなくとも綺麗に流れ、真っ白な便器を維持します。あなたの口の中も同じです。オーラルケアの基本は食後3分以内。30分以上放置は菌の増殖で腐敗発酵の口臭ガスも発生し、酸の脱灰も進行して、歯ブラシゴシゴシで歯が磨り減りやすい。唾液による再石灰化も期待できない。数時間後寝る前のケアでは、ベタベタにこびりついたバイオフィルムを数分以上こすり歯がすり減る。予防的タイミング、食後3分で予防フロスケアです。 |
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2016年7月15日号 マイタウン掲載 |
食後すぐの除菌ケア |
TVなどで、正しい磨き方なら1日1回のお手入れで充分。食後すぐのお手入れは歯を擦り減らすという先生がいます。これは間違いです。千種もの菌群が食後の30分で厚みと粘着性と不溶性を増し、実に数百倍どころか数千から1万倍にも増殖するのです。これらの菌のバイオフィルムに覆われた歯面は、唾液の再石灰化が邪魔され酸蝕が進んでしまいます。食後の歯の間がとても危険になります。食後に増えた菌群は歯肉粘膜や歯周ポケットや歯肉から、大量に私たちの体内に侵入していることが証明され、全身血管の硬化、臓器内での繁殖が確認されています。心筋梗塞を起こした血栓・血小板の中に入り込んで、全身の血管網に歯周病菌や虫歯菌が見つかっています。心臓内膜炎の原因や、脳の中にもです。
プラーク(歯垢)という不溶性バイオフィルム(生物膜)にならないうち、食後3分以内の歯の間の隣接面ケアが大切です。
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2017年7月1日号 マイタウン掲載 |
37年間続けてきた予防歯科という処方 |
久しぶりに再登場ということで、現状の歯科健康問題を書かせていただきます。
日本の歯磨き常識が、海外では非常識なものが多かった40年前。開業時から歯ブラシスクール、母親教室、老人ホームでの歯の話、地域活動だけでなく全国版の新聞や、テレビを通じて「お口のお手入れ」と名称を変え、柔らかい毛先磨き、液体歯磨きで磨く、歯の間の隣接面のYホルダフロスケアの励行、食後3分ジャストケアなどの活動をしてきました。まだまだですが徐々に浸透し、昨年から全国のコンビニでもYホルダフロスが販売され、ビッグヘッド歯ブラシや超極細も店頭に並び売れています。予防歯科を標榜し、お口のお手入れを指導するクリニックが増えました。現状の歯科問題は0歳児から始まる老後問題、歯並びに影響する食育問題、母親や父親の口の衛生管理問題が重要です。10代〜20代の生活環境が劇的に変化する前に、予防的ケアをマスターして健康的な咬み合わせを得てもらいたい。
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2017年6月15日号 マイタウン掲載 |
保存修復治療の耐久性は? |
咬み合わせ面の溝の小さい虫歯は、コンポジット充填材で歯の色に合わせて小さく治せます。これで虫歯になりかけていた歯が改善されます。接着安定もあり10年以上耐久性があるので、毎年チェックを受け、境が見えてきたら詰め換えましょう。虫歯が深くエナメル質を通過している場合は、エナメル質の耐久性が落ちているので、詰めて治すのでは耐久性が10年無い場合があります。詰める修復の場合、咬合面虫歯だけでなく、歯の接触点のカルシウムが抜けていく脱灰があるとさらにエナメル質が割れやすく、咬合圧による変形により10年で修復物が脱離し、接着崩壊による内部の2次虫歯で神経治療になる可能性が高まります。5〜12歳の永久歯交換時期にデンタルフロスによる隣接面ケアを毎日2回以上する習慣を付け、特に食後と就寝時間の増殖タイムにばい菌を増やしてプラークにしないよう、食後3分と寝る前のジャストフロスケアが大切です。
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2017年3月号 マイタウン掲載 |
電磁波が口の中の金属に影響する? |
スマホが日常に使われている現在、強いエネルギーを持つ電波が生活圏の中に氾濫しています。便利なコミュニケーションツールですが、高周波の電磁波というのは、世界中の各種の実験報告などを検証すると問題点が見えてきます。Wi-Fiからの電磁波を浴びるとアマルガムから水銀が溶出する。という実験レポートがJournal of Environmental Health Science and Engineering誌に、今年2月に掲載されました。2・4GHzのWi-Fiルーターから30センチの距離で、20分間アマルガムという歯科用合金を詰めた抜去歯に暴露したら水溶液中に水銀が検出されたという結果です。口の中にある虫歯治療に使われる金属合金は、高エネルギーの電磁波に晒されている環境が多く、そのために口の中の合金に微弱な励起電流が発生するリスクがあるようで、フレミングの右手の法則ですね。
金属の溶出の体への影響については、次号でお話しましょう。
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2017年2月号 マイタウン掲載 |
オーラルフレイルってなに? |
オーラルフレイルとは、滑舌低下・食べこぼし・わずかなむせ・噛めない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下から始まる体の衰え(フレイル)の一つです。早めに気づいて適切な対応をすれば健康に近づくことができるので、ケアが大切です。
第1回新病名検討ボードが昨年11月1日に開催され、「口腔機能低下症」「生活習慣性歯周病」「口腔機能発達不全症」「口腔バイオフィルム感染症」の4つの新病名案について検討されました。今後「オーラルフレイルに関する意見交換会」と連携していくようです。ホワイトファミリーでは、36年前から予防歯科を標榜し、液体での歯磨きケアを提唱、Yホルダフロスによる予防的除菌ケアも高い指導効果を上げています。確実で効果的な予防ケアの指導は、一般的な歯科でのオーラルケアの常識を覆す内容で高い効果を上げており、歯周病菌の除菌コントロールが可能です。予防ケアで免疫力をアップし、若返りましょう。
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2017年1月合併号 マイタウン掲載 |
反グローバルな日本の口腔がんB |
日本では口腔がんに罹患する人が増加し続けています。定期的に歯科健診にかかる習慣が希薄だと、歯のお手入れで大切な予防的ケアができないまま成人になり、口の中の腐敗菌は体内にも侵入し、血管を老化させ、腸内環境も悪化させます。それは見えない部分に隠れ歯周病や虫歯の腐敗菌群を持ち続けているからです。この10年間で、東京医科歯科口腔外科の外来では、20代の女子の舌がんの発生が2倍近くまで増加しています。
ホワイトファミリーでは、36年前から予防歯科を標榜し、液体での歯磨きケアを提唱、Y字型ホルダフロスによる予防的除菌ケアも高い指導効果を上げています。確実で効果的な予防ケアの指導は、一般的な歯科でのオーラルケアの常識を覆す内容の高い効果をあげて、歯周病菌の除菌コントロールが可能です。
予防ケアで免疫力をアップし、若返りましょう。
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