気づかない呼吸不全や睡眠時無呼吸の原因は
オーラルフレイル

タウンニュース麻生区版8月合併号掲載

①　オーラルフレイルとは
　身体の衰え(虚弱)を「フレイル」と言います。オーラルフレイルとはお口の機能の低下や食の偏りなどの意味を含んだ言葉です。健康な状態と機能障害の中間位の状態で、早めの適切な対応で機能回復がまだ見込めます。滑舌が悪くなった、頬や舌をかむ、誤嚥でむせる、かめない食べ物が増えた、唾液が少なく乾燥するなど、ちょっとしたことがシグナルです。サルコペニア(筋肉量の減少)も含まれます。

②　口周りの筋力トレーニングを受けよう
　オーラルフレイルは気付きにくく、柔らかい食事を好むと咀嚼機能(かむ力)が衰え筋力が低下し、頭の支えも弱くなり猫背も進行、誤嚥や呼吸不全につながります。人生の1/3を占める睡眠の時間も、無呼吸回数が増え、酸欠で栄養の不完全燃焼を常態化させます。体内浄化も衰え、毛細血管の劣化・消失で老廃物が溜まり、癌の発生も。咀嚼と呼吸は大切です。

一緒に考えましょう！お口から始まる健康のこと。
　小児の口腔機能発達不全症が増えています。口呼吸、歯並び、噛み合わせ、睡眠時無呼吸、ADHD発育障害など、認知症もホワイトファミリーに相談を。"お口の磨き方　SMART ORAL CARE"冊子をプレゼント中です！
　ホワイトファミリーは予防に力を入れている歯科医院です。歯の健康だけでなく、お口に関連したさまざまな健康相談ができます。人生100年時代と言われます。私たちと一緒に、あなたのお口と体の健康を維持しましょう。お気軽にご相談ください。

withコロナ時期の予防歯科

マイタウン麻生区版7月1日号掲載

①　コロナ禍で増加傾向の口腔トラブル
　Stay Homeを実行している間、定期的なお口の健診も一時お休みしていた人も多いのではないでしょうか。家にいる時間が長く、生活リズムも崩しがちです。外出しにくいこともあり、口腔トラブルも増えてきています。症例としては、歯周病・むし歯の進行や詰め物やかぶせ物が外れた、子どもに多いのが歯肉炎の悪化です。生活様式が変わり始め、コロナ禍ストレスなどによる唾液の減少、食いしばり・歯ぎしり、体の免疫力の低下などにも注意が必要です。

②　感染予防しながら口腔ケアを
　Withコロナ時期であっても、口腔トラブルは起こります。起こったまま放置せず速やかに対応しましょう。当院でも口外バキュームHEPAフィルターなど最大限の感染予防体制を整え対応しております。多くのウイルス感染は口腔から始まります。定期的な口腔の健康チェックとプロケアを再開し、健康な口腔を保ちながらwithコロナ時期に対応していきましょう。

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Stay Home　今だから歯を磨こう

マイタウン麻生区版5月15日号掲載

①　家にいる時間が長いときの落とし穴
　自宅では、3・4時間ごとに、洗面所でオーラルケアを行いましょう。ついでに、縄跳び、足あげ・舌トレなどで筋肉内の体液循環を促して、リフレッシュしましょう。歯周病菌のプロテアーゼが喉粘膜のウイルス感染を助長していることも分かってきており、免疫力不足がサイトカインストームという怖い体内反応を起こし、死に至らしめる場合があります。歯磨きの時間が短くなっていませんか？健康維持のために、今だからこそ丁寧な歯磨きをしましょう。

②　感染予防に運動と気持ちで、免疫力アップ
　お口の中には約700種類に及ぶ細菌が生息していると言われます。歯磨きケアをしないでいると、これらの細菌が直接的あるいは間接的に誤嚥性肺炎や腎炎などの病気を引き起こしてしまいます。お口の健康を保つことは感染予防に繋がります。しっかりと呼吸で酸素を取り込んで身体中に流すために、定期的な体操、オーラル体操、あいうべ・ぱたから体操、舌トレも効果的です。

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お口の健康で免疫力を高めよう

マイタウン麻生区版4月15日号掲載

①　お口の健康と免疫力の関係
　お口は健康を保つ入口ですが、ウイルス感染の入口でもあります。ウイルスの侵入を防ぐために、手洗い、うがいをするのはそのためです。そのウイルスが侵入しても、体の持つ免疫力によって自己防衛をしています。その免疫力はお口の健康と大きく関係しており、歯周病などで慢性炎症の状態が続くと免疫機能は低下することが分かっています。

②　お口の健康から始まる感染予防
　お口の中の磨き残しが多いと、歯周病菌群が出す菌プロテアーゼによって喉の粘膜細胞の表面にあるウイルス受容体の鍵が開き、感染が起こります。そうならないために、食後3分以内のお口と喉のお手入れは効果的です。また、定期的なプロケアはお口の健康を保つために重要です。口腔内が健康で保たれていると、肺炎やインフルエンザの罹患率が下がることも分かっています。お口の健康を保ちましょう。

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飛沫感染から体を守る

マイタウン麻生区版4月1日号掲載

①　ウイルスを体に入れないために
　コロナウイルスなどが粘膜に付着感染しないように予防しましょう。感染予防にはマスク・うがい・手洗いは必須です。また、お口の中の磨き残しが多いと、歯周病菌群が出す菌プロテアーゼによって喉の粘膜細胞の表面にあるウイルス受容体の鍵が開いてしまい、感染が起こります。食物繊維が多い食品・発酵食品・ティーツリー・ミント・ワサビ・マスタード・味噌・緑茶などは、お口や体内粘膜上の細菌フローラを正常に保つ働きがあります。食後3分以内のお口と喉のお手入れは粘膜感染予防に効果的です。お口の健康を保ち、自己免疫機能を高めましょう。あなたのお口の中に磨き残しはありませんか？唾液でお口の中はしっかり潤っていますか？口呼吸になっていませんか？確認してみましょう。

②　ホワイトファミリーの取り組み
　当院の感染予防は、普段から当院の考えに沿って通常以上のさまざまな取り組みを行っています。受付でのマスクの配布や、抗菌用品の販売、健康増進のために自己免疫アップの栄養食指導も行っています。健康に関する最新の国際的知見に基づく情報提供も随時行っていますので、気軽にご相談ください。正しい情報を知り、選択することも大切な予防法の一つです。

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お口の機能、呼吸と発声、かむことを考える③

マイタウン麻生区版3月1日号掲載

①　ウイルスを体に入れないために
　口の中の歯周病菌群が多く存在するバイオフィルムが、歯の歯周ポケット内や隣接面に増殖し、磨き残している場合、菌群が菌プロテアーゼを出し、喉の粘膜などの細胞膜上のウイルス受容器を開けてしまいます。そうなると、ウイルスは容易に粘膜細胞に結合し、ウイルスRNAが体内細胞に注入され、増殖します。これらの細菌から体を守ってくれるのが自己免疫機能です。疲れ・口呼吸・お口の管理不足など日頃の習慣によって免疫機能は低下します。手洗い・うがいはもちろん、唾液でお口の中が潤っていること、虫歯や歯周病をしっかりケアすることで、ウイルスを体に入れないようにしましょう。

②　フレイル予防のコツ
　フレイル予防には3つのポイントがあります。①「しっかり栄養を取る」バランスの良い食事とお口の定期的なチェックと管理で栄養を取れる体に。②「運動をする」お口周りの筋トレの他、毎日散歩など日々身体の筋力低下を防ごう。③「社会参加」友達と会って楽しい時間を過ごしたり、地域活動にも参加しましょう。お口は健康への入口です。楽しい食事ができるように日々お口のケアをしましょう。

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お口の機能、呼吸と発声、かむことを考える②

マイタウン麻生区版1月合併号掲載
マイタウン麻生区版2月1日号掲載

①　オーラルフレイルとは
　身体の衰え(虚弱)を「フレイル」と言います。オーラルフレイルとはお口の機能の低下や食の偏りなどの意味を含んだ言葉です。健康な状態と機能障害の中間位の状態で、早めの適切な対応で機能回復がまだ見込めます。滑舌が悪くなった、頬や舌をかむ、誤嚥でむせる、かめない食べ物が増えた、唾液が少なく乾燥するなど、ちょっとしたことがシグナルです。サルコペニア(筋肉量の減少)も含まれます。

②　口周りの筋力トレーニングを受けよう
　オーラルフレイルは気付きにくく、柔らかい食事を好むと咀嚼機能(かむ力)が衰え筋力が低下し、頭の支えも弱くなり猫背も進行、誤嚥や呼吸不全につながります。人生の1/3を占める睡眠の時間も、無呼吸回数が増え、酸欠で栄養の不完全燃焼を常態化させます。体内浄化も衰え、毛細血管の劣化・消失で老廃物が溜まり、癌の発生も。咀嚼と呼吸は大切です。

一緒に考えましょう！お口から始まる健康のこと。
　小児の口腔機能発達不全症が増えています。口呼吸、歯並び、噛み合わせ、睡眠時無呼吸、ADHD発育障害など、認知症もホワイトファミリーに相談を。"お口の磨き方　SMART ORAL CARE"冊子をプレゼント中です！
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