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デンタルニュース


■日歯、警察庁長官から感謝状 身元確認作業への貢献を評価

 日歯は東日本大震災の発災から1年が経過した3月12日、警察庁長官より、
「東日本大震災の発生に際し、警察庁からの要請に基づいて都道府県歯と連携し数多くの歯科医師を被災県に派遣し、各県警察における身元確認作業に多大の貢献をした」として、全国の会員を代表して感謝状の贈呈を受けた。
日歯は昨年3月11日の大震災発災直後、災害対策本部を立ち上げ、被災各県や政府、警察庁、自衛隊などと相互連絡を開始。その後、被災地の各県警からの要請に基づき警察庁から日歯に対して身元確認作業の協力要請があり、全国の会員の協力を得て同14日以降、順次被災地に派遣した。
身元確認作業への派遣は昨年7月に終了。延べ2599名の歯科医師が身元確認に携わった。

■ミャンマーに建設した小学校を視察 TOOTH FAIRYプロジェクト

 日歯が協賛している日本財団の社会貢献事業「TOOTH FAIRYプロジェクト」での事業の一つ「学校建設プロジェクト」でミャンマー・シャン州に建設した10校のうち、No.27公立小学校、Lon Kan公立ムーロン小学校、Par Nway公立小学校の3校を、小谷田宏前常務理事と浦田健二前理事が同財団スタッフとともに3月8日〜12日、視察した。
両氏は学校の視察に加え、現地の子ども達や親に歯磨き指導などを行うとともに、ライオン、サンスター各社から提供された口腔ケアグッズを配布。また、タウンジー歯科医師会とヤンゴン歯科大学も訪問し、懇談した。
本プロジェクトには3月16日現在、4139歯科医院が参加。1月23日に行われた第8回目の歯科撤去金属の換金額は6961万5398万円であり、換金総額は3億2812万8226円となっている。

2012年3月20日 提供:日歯メールマガジン