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インプラントで無料相談 28日、医療問題弁護団

 
歯科医師会・インプラント関係学会・専門医は総力を挙げて検証委員会で、医療問題弁護団と一緒に患者救済の手立て、窓口を設置して、症例情報・担当医情報を収集し、分析して分析内容と救済処置の公開と、教育制度と技術評価の確立を数ヶ月間でおこなうべきです。そして6ヶ月ごとに、更新状況を発表してほしい。

 顎の骨に人工歯根を埋め込み、歯を復元するインプラント治療をめぐるトラブルが増えているとして、医療問題弁護団(代表・鈴木利広(すずき・としひろ)弁護士)は今月28日に「歯科インプラントホットライン」を設置、無料相談を実施する。

 国民生活センターによると、インプラント治療で腫れや痛みが残るなどしたとの相談は、2006年度以降、343件寄せられた。弁護団の高梨滋雄(たかなし・しげお)弁護士は「大学歯学部でインプラントに関する教育がほとんどなく、標準的な術式も確立されていないことが背景にある」と指摘。「被害実態を把握し、回復につなげたい」としている。

 受付は28日午前10時〜午後5時。電話03(6869)0428、または03(6869)9028。


2012年4月27日 提供:共同通信社