平成24年医療施設（動態）調査・病院報告の概況が9月4日、厚労省より公表され、10月1日現在で活動中の歯科診療所は6万8474施設であり、平成23年から318施設増加した。前年は減少に転じたが、再び増加した。歯科診療所の内訳は有床37施設、無床6万8437施設。有床は1施設減少し、無床は319施設増加した。
　平成23年10月〜平成24年9月に開設した歯科診療所は1633施設（全て無床）で、再開したのは70施設（同）。一方、廃止は1243施設（有床1、無床1242）、休止は142施設（全て無床）であった。

　開設者別では、個人が103施設減の5万6378施設で、医療法人が407施設増の1万1481施設。個人と医療法人が全体の99.1％を占め、個人は83.5％から82.3％に減少したが、医療法人は16.2％から16.8％に増加した。