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歯科医師会は、医療安全情報をもっと開示していくことや、歯科材料の安全情報、メーカー主導のデーターでなく、第3者機関による検査試験のデーターや、海外の安全情報を管理公開していくべきです。
また歯科衛生の洗口液や、歯磨き関連のグッズの審査を行い、安全情報や性能の開示と過大広告の告発や啓発を行ってほしいです。アメリカ歯科医師会(ADA)の取り組みを参考にして30年は活動内容が遅れていると思う、

安心・安全な歯科医療の提供に向けて
日本歯科医師会医療管理・税務担当常務理事 瀬古口 精良

近年の社会状況の変化は、患者の医療に対する考え方にも影響を及ぼしてきている。これを反映するかのように、医療相談件数も年々増加し、その内容も複雑化・多様化の傾向にある。
こうしたことを受けて本年3月、『医事紛争を起こさないために』(歯科医療安全対策委員会作成)を全会員に配付し、また4月には、都道府県歯担当者による医療安全研修会を開催するなどの対応を図ってきている。
日歯としては今後、会員の先生方の診療所における歯科医療の安全対策に資することを目的として、歯科医療安全対策委員会によるヒヤリハット事例収集体制の整備など、医療事故の削減や医療の質向上の一助となる事業の実施や、会員の先生方への情報提供を積極的に行っていきたいと考えている。
また、新型インフルエンザ等に対する感染予防対策もますます重要性を増してきていることから、会員の先生方におかれては、日歯による医療安全に関する様々な研修や医療関係団体が実施する講習会にご出席いただき、国民に安心・安全な歯科医療をご提供いただきたいと思う。

2013年10月15日
提供:日本歯科医師会医療管理・税務担当常務理事 瀬古口 精良氏