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歯科金属パラジウムアレルギー原因特定 東北大加齢研グループ

日本の保険で認可され、使い続けられている歯科金属パラジウム合金は銅や亜鉛、イリジウムという金属も含まれます。
欧州各国では、使用禁止勧告もすでに1995年になされ、ほぼ使用は禁止されており、アジアでも、国は認可しているのは日本だけです。金属毒性があるにも関わらず、各種の症状への因果関係致死性がはっきりしないだけで、放置されつづけています。
自分の身体を放射能の体内被曝より怖い、金属アレルギーから守るのは自分の行動しかありません。自分の身体から
歯科保健金属を排除しましょう!!!

 金属のピアスやネックレスを身に着けると、かぶれやかゆみを発症する金属アレルギーの原因となる「病原性T細胞」の特定に成功したと、東北大加齢医学研究所の小笠原康悦教授(免疫学)らの研究グループが12日の米科学誌プロスワン電子版で発表した。

 金属アレルギーは、汗や体液に溶けてイオン化した金属が人体のタンパク質と結合し、アレルギー物質となって異常な免疫反応が起きることで発症する。

 小笠原教授が2011年にかぶれなどを訴えて皮膚科を受診した約1600人を調べた結果、約4割が金属アレルギーの予備軍だった。異常な免疫反応の原因として病原性T細胞の関与が指摘されていたが、種類が無数にあるため特定できなかった。

 研究グループは、実験用マウスに装飾品や歯科の金属材料として使われるパラジウムのアレルギーを発症させ、原因をCD8陽性T細胞と特定した。この細胞の解析から、表面にタンパク質分子の「NKG2D」が発現した細胞がアレルギーを引き起こすことが分かった。

 金属アレルギー治療は現在、ステロイド投与による対症療法が中心となっている。小笠原教授は「研究成果はNKG2Dを標的とした新しい治療薬の開発につながる」と話した。

2014年2月13日 提供:河北新報