White Family dental-site


歯科医療の発展祈願 横浜の総持寺で「歯の塚」供養


歯科医療の発展祈願 横浜の総持寺で「歯の塚」供養

僧侶の読経の中、供えられた歯に手を合わせる人々=4日、横浜市鶴見区

 曹洞宗大本山総持寺(横浜市鶴見区)の境内にある「歯の塚」で4日、県民の健康の保持と増進を願い、抜かれた歯を供養する歯の塚供養が行われた。供養されたのは、県歯科医師会員から提供された歯約300本。同会員や鶴見大学の医学生ら約110人が集まり、総持寺の僧侶が読経する中、手を合わせて焼香をした。

 横浜は約150年前に日本で初めて歯科医院が開かれた土地で、近代歯科医療発祥の地といわれている。歯の塚供養は、昭和40年に塚が建てられてから、「歯と口の健康週間」(4〜10日)にちなみ、毎年6月に行われてきた。

 同会の高橋紀樹会長(73)は「歴史と重みを感じる。今後とも歯科保険医療の一層の発展を願う」とあいさつ。「歯の供養をすることで改めて歯科衛生の重要性を分かってほしい」と強調した。

引用:MSNニュース 2014年6月5日

更新日:2014年6月19日