White Family dental-site

3.
 
オーラルケアの中のもう一つ、「クリニックケア」についても触れておきましょう。毎日の「ホームケア」は自分でおこなうケアですが、「クリニックケア」はプロの行うケアです。歯の健康を保つために、半年〜1年に1回はクリニックケアを受けることをおすすめします。(8歳ぐらいまでは3ヵ月毎にフッ素コートとクリーニング)ホームケアをマスターしたら、クリニックケアが楽になります。

各項目をクリックすると、WFでのケアの詳細をご覧いただけます。 
 


(歯面のプラーク、着色除去)
 
歯の表面にこびりついてしまったタバコのヤニや茶渋、食品中の色素などをジェット水流と共に研摩剤を歯に吹き付けることで除去していく研摩方法です。ブラシや機械では届きにくい噛み合わせの溝や狭い隙間などもかなり落とすことができます。その後専用のポリッシングペーストで仕上げをして歯の表面をつるつるにします。研摩剤はレモンの香りですが、味が少々しょっぱいかもしれません。
 


(歯面の歯石除去)
 
いわゆる「歯石を取ること」です。磨きの残して歯面に残った歯垢に唾液中のカルシウム等がくっついて固まってしまった「歯石」はブラッシングでは除去することが出来ません。それを専用の器具や超音波などを使用して除去していきます。「歯石」は歯肉の炎症や口臭の大きな原因になります。自分でも気が付かない内に付着してしまうものなので定期的にチェックを受けて除去してもらうことをお勧めします。人によって歯石を取ったあとに一時的な症状(しみる、歯が浮いた感じ)がを感じる場合もありますが、ほとんど数日で治まりますので心配ありません。
 


(歯間部の歯面調整)
 
プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリ−ニングの略です。専門家による・機械を用いた・歯の・掃除とでもいったところでしょうか?毎日のホームケアでは行き届かない部分、不充分な部分(歯と歯の間、歯と歯茎の間の溝など)を専門家の手で重点的に掃除研摩してもらうことで虫歯や歯肉炎を抑制する効果的テクニックです。特に歯と歯の間は虫歯、歯肉炎が起きやすい(自分では磨きにくい)所なので重点的に行います。やはり、定期的に行ってプラークの付着を抑制することで歯科疾患を予防することができます。
 


(歯面強化)
フッ素にはカルシウムイオンが溶け出してしまった歯の表面の再石灰化を促進させる働きや歯の成分と結びついて歯を強くする働き、抗菌作用や酵素作用で虫歯菌の酸産作用を抑制してくれる働きがあります。歯科医院で歯面掃除をしてもらった後に塗布してもらう方法が一般的ですが、ホームケアで毎日使用できるものも多く出回ってきています。(ハミガキ剤やジェル、スプレータイプのものなど)フッ素というと今迄はお子様対象のイメージがありましたが大人のかたにも有効です。歯医者さんや歯科衛生士さんに正しい使用法を聞いて有効に使うことで虫歯の出来にくい歯をつくることができるでしょう。
 

 
きれいな状態を患者さん自身で維持できる様に効率的なホームケアの方法を指導いたします。歯ブラシ歯間ブラシ、デンタルフロス(糸ようじ)、また、うがい薬やハミガキ粉などの選びかたや使用法、入れ歯の手入れの仕方や矯正中のお口の中の正しいお掃除の方法などをいつも健康で清潔なお口を維持できる様に専門的なアドバイスをさせて頂きます。
 

お口のケアは生まれてくる赤ちゃんのため